“音楽”と“認知症”をテーマとしたドキュメンタリー 「認知症と生きる 希望の処方箋」公開決定

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“音楽”と“認知症”をテーマとしたドキュメンタリー 「認知症と生きる 希望の処方箋」公開決定

 「がんと生きる 言葉の処方箋」で、“ことば”でがん患者の心を癒やす様子を撮影した野澤和之監督の最新作「認知症と生きる 希望の処方箋」が、2023年8月11日より劇場公開されることが決まった。

 「認知症と生きる 希望の処方箋」は、“音楽”と“認知症”をテーマとしたドキュメンタリー映画。スポットを当てるのは、名古屋の病院で音楽療法を実践する二人の音楽療法士。うどん屋を営んでいた夫婦、脳梗塞で半身マヒになった女性、認知症高齢者グループホームで療養する男性といった人々に、音楽療法士たちが優しく音楽を投げかける。相手の病状と人生を鑑みながら適切な音楽療法を施していくと、誰も予想しなかった結果が訪れる。まだ知られていない音楽療法と、音楽と人の深いつながりの中に見える希望を描き出している。

 劇場公開を前に、新宿武蔵野館・シネマカリテで開催中の「新宿東口映画祭 2023」にて、6月3日と、7日に上映される。3日の上映では、本作に登場する2名の音楽療法士と野澤和之監督、田寺順史郎プロデューサーの舞台あいさつも行われる。

【作品情報】
認知症と生きる希望の処方箋
2023年8月11日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
©2025年問題映画製作委員会

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