2024年6月28日より劇場公開される、中国発のスカイアクション映画「ボーン・トゥ・フライ」の、予告編が公開された。
予告編は、戦闘機開発に取り組む試験場の場面から始まる。飛行テクニックに自信のある主人公レイ・ユー（ワン・イーボー）を始めとするテストパイロットを目指す青年たちが過酷なトレーニングに挑むが、一人前のテストパイロットになるためには、飛行テクニックだけではなく、灼熱や極寒など、どんな状況でも耐えることができる肉体も必要だった。そんな中、自分よりも好成績を出すドン・ファン（ユー・シー）に、ライバル心を燃やすレイの姿も見られる。
さらに彼らには、すさまじいトレーニングの後に、死と隣り合わせのミッションが待っている。中には怖気づく青年もいる中、「去るなら今のうちだ」と教官が語りかける場面では、「俺は飛びたい」と真剣な表情で答えるレイの姿が映し出される。自身の夢や国のためだけではなく、最前線でたたかう仲間らの命を守るため、強い決意を胸に大空へと向かうレイたちの姿が捉えられた予告編となっている。
「ボーン・トゥ・フライ」は、パイロットとして優れた能力を持ちながらも、その才能を持て余していた青年が、新世代の戦闘機開発のために試験飛行を行うテストパイロットの一員となり、成長していく姿を描いたスカイアクション映画。中国での公開時には、3日間で興収40億円を突破し、初週の興収ランキングで第1位を記録した。
主人公である若きパイロットのレイ・ユーを演じたのは、中韓合同のボーイズグループUNIQのメンバーとしてデビューし、テレビドラマ「陳情令」などでも知られるワン・イーボー。本作で映画デビューを果たした新人ユー・シーが、レイのライバルであるドン・ファン役でワン・イーボーとともにダブル主演を務めた。軍医役に「少年の君」のチョウ・ドンユィ、教官役に「レッドクリフ」シリーズなどのフー・ジュンが顔をそろえている。監督を務めたのは、過去に空軍の映像などを手掛けてきたリウ・シャオシー。本作で第36回金鶏奨新人監督賞を受賞した。
【作品情報】
ボーン・トゥ・フライ
2024年6月28日(金)より TOHOシネマズ日比谷ほか 全国公開
配給：ツイン
©2023 Shanghai PMF Pictures Co., Ltd. & Mr. Liu Xiaoshi
