2025年12月12日より劇場公開される、ジャッキー・チェン主演最新作「シャドウズ・エッジ」から、ジャッキー・チェン演じる演じる追跡のプロ黄徳忠に、ジュン、ツーシャー、チェイニー・リン演じる“狼の子”と呼ばれる犯罪集団メンバーが襲いかかるアクションシーンの、本編映像が公開された。
犯罪集団を追跡し、ホテルのランドリールームに潜入した黄徳忠(ジャッキー・チェン)。そこへ突然ナイフを持った双子の弟・熙蒙(ツーシャー)が襲いかかるも、黄徳忠はかろうじてナイフをよけて応戦する。胡楓(ジュン)がボクシングスタイルで攻撃し、小辛(チェイニー・リン)はテコンドー仕込みのアクロバットな動きで一撃を食らわすと、思わず黄徳忠の体が吹っ飛ぶ。そして部下の子豚(チャン・ツィフォン)に「目標Xは逃げた」と状況を無線で伝えた黄徳忠は、「子犬と美少年がいる。自首するように説得してみるよ」と2人に立ち向かう。だが、矢継ぎ早に繰り出されるパンチと蹴りで追い詰められ、おもわず「訂正する、狂犬と化け猫だ」と表情が変わる。
それぞれのファイトスタイルには違いがあり、特にジュンとチェイニー・リンは、動きをシンクロさせながら、ジャッキーを追い詰める素早く華麗なアクションを披露する。対するジャッキーは、受け身ながらも見事に攻撃をかわす姿を見せる。
アクション映画界のレジェンドであるジャッキー・チェンとのバトルシーンは、犯罪集団を演じた若手俳優たちにとっても、忘れられない撮影となった。ツーシャーは「一番楽しかったシーンは、ジャッキー・チェンさんとのアクションシーン。本当に爽快で、たくさんのことを学びました。70歳になっても、あの動きのキレと素早さ。本当に驚きました」、チェイニー・リンは「今の若手アクション俳優にとって、ジャッキー・チェンさんは最高のアイドルです。彼と直接対峙するシーンを演じられたことは、非常に光栄で特別な意味があります」と振り返る。
そしてジュンは、「子どもの頃からジャッキー・チェンさんの映画をみて、いつか自分もジャッキーさんのようにアクション映画に出演したい、と強く思い、それ以来、伝統武術を学び始めた」といい、「ジャッキーさんと共演したランドリールームでのシーンは、一生忘れられない経験。動きのリズムやテンポなど、さまざまなことを学びました」と語る。このバトルシーンは約4日かかった大変な撮影だったそうだが、「ジャッキーさんが僕とチェイニーに『君たち、本当に素晴らしい』と言ってくれた瞬間、ランドリールームでの4日間の疲労や体の痛みが、一気に報われた気持ちになりました」と舞台裏を明かしている。
「シャドウズ・エッジ」の舞台はマカオ。華やかな街の裏側では、正体不明のサイバー犯罪組織が暗躍していた。追い詰められた警察が最後の切り札として呼び戻したのは、かつて“伝説”と呼ばれた元警察官の黄徳中(ジャッキー・チェン)だった。すでに現役を退いていた黄だったが、若き精鋭たちとチームを組み、最新テクノロジーと監視術を駆使して犯罪組織の影を追う。
主演はジャッキー・チェン。元マカオ警察の追跡のエキスパートとして、若手刑事チームとともにサイバー犯罪組織の摘発に挑む。犯罪組織の首領を演じるのは「愛人/ラマン」のレオン・カーフェイ。「THE MYTH/神話」以来、約20年ぶりのジャッキーとの再共演となる。K-POPグループ「SEVENTEEN」のジュンが、犯罪集団の中核メンバー役で初の悪役に挑み、華麗なアクションを披露する。監督は、ジャッキーと「ライド・オン」に続きタッグを組んだラリー・ヤンが務めている。

【作品情報】
シャドウズ・エッジ
2025年12月12日 新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
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