「誰かの花」 横浜の老舗ミニシアター「ジャック&ベティ」30周年記念作製作決定 カトウシンスケ、吉行和子出演

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「誰かの花」 横浜の老舗ミニシアター「ジャック&ベティ」30周年記念作製作決定 カトウシンスケ、吉行和子出演

 

 横浜のミニシアター「ジャック&ベティ」の30周年を記念し、映画「誰かの花」が製作されることがわかった。製作にあたり、横浜シネマ・ジャック&ベティ、加藤組鉄工所、本間興業、タヒチプロモーション、ガチンコ・フィルムが中心となり製作委員会が結成された。
 

 「ジャック&ベティ」は、横浜・若葉町にあるミニシアター。「ジャック」と「ベティ」の2つのスクリーンがあり、単館系の新作ロードショーを中心に、監督・俳優特集、映画祭なども実施している。1952年に同じ場所にオープンした「横浜名画座」を引き継ぐ形で1991年にオープン。2021年に30周年を迎える。
 

 「誰かの花」は、「横浜のとある団地で、とある出来事が起こる。関わる人々の想いが交錯しながら物語が動き出す」という内容の作品。「世界を変えなかった不確かな罪」で劇場映画デビューを果たした奥田裕介さんが監督に抜擢された。「ケンとカズ」のカトウシンスケさん、「東京家族」の吉行和子さん、「マルサの女」の高橋長英さんをはじめ、和田光沙さん、テイ龍進さん、篠原篤さん、村上穂乃佳さんが参加。また、横浜に縁の深い俳優の大石吾朗さん、渡辺梓さん、寉岡萌希さん、堀春菜さん、笠松七海さんも出演する。
 

 製作決定に「ジャック&ベティ」支配人の梶原俊幸は、「30周年記念映画のお話も、お世話になっている監督、出演者の皆様、関係者の皆様に関わっていただけることも、本当にありがたく思います。2021年、必ず良い30周年にします」とコメントしている。
 

■梶原俊幸(ジャック&ベティ支配人)コメント
ジャック&ベティは1991年開館(前身の名画座は1952年開館)。一時期の閉館や厳しい時期を乗り越えて、2007年から引継いだ我々が30周年に立ち会えること、とても嬉しく思います。30周年記念映画のお話も、お世話になっている監督、出演者の皆様、関係者の皆様に関わっていただけることも、本当にありがたく思います。2021年、必ず良い30周年にします。
 

■奥田裕介監督コメント
大好きなジャック&ベティさんの30周年記念映画で監督させていただくこと大変嬉しく思います。自分が生まれ育った街で、尊敬する俳優部の方々と、信頼できるスタッフと一緒に精一杯、映画に向き合っていきたいと思います。
 

■飯塚冬酒プロデューサーコメント
僕はジャック&ベティさんとのご縁により映画製作・配給業務に携わることになり2014年よりガチンコ・フィルムを立ち上げました。今回このような企画に携わることができることを光栄に思います。そして、横浜に生まれ育った奥田裕介監督ならではの視点で横浜に住み暮らす人々を描いた物語をご期待ください。

  • 作品

誰かの花

公開年 2021年
製作国 日本
監督  奥田裕介
出演  カトウシンスケ、吉行和子、高橋長英、和田光沙、村上穂乃佳、篠原篤、太田琉星、大石吾朗
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