7月24日より全国公開される、地中海に浮かぶイビサ島のDJであるジョン・サ・トリンサを追ったドキュメンタリー映画「太陽と踊らせて」の予告編が公開された。
予告編の冒頭では、美しいイビサ島の景観と、クラブビートにあわせて人々が熱狂的に踊る姿が映し出される。そして、享楽的な面を持つ島の最南端サリナスビーチで、黙々と正午から夕日が沈むまで、パーティー・サウンドとは異なる音楽をDJし続ける男・ジョン・サ・トリンサが紹介される。「一日9時間も回していることもある。ばかげているだろう（笑）」「音楽は人々を恋に落とすことができる」と語るジョン。さらに、ジョンを愛する島の住民や旅行者たちによる証言が収められている。
「太陽と踊らせて」は、地中海に浮かぶイビサ島のDJであるジョン・サ・トリンサを追ったドキュメンタリー映画。台南生まれで新宿歌舞伎町育ちのリリー・リナエが、監督を務めている。リリー・リナエは、日本の社会に息苦しさを感じていた時に旅先でジョンに出会い、ジョンの誠実で自由な生き方、イビサ島の包み込むような風土、色彩にあふれた音楽に魅了されて映画制作を決意。初の長編ドキュメンタリーを完成させた。
【作品情報】
太陽と踊らせて
2021年7月24日（土）より新宿 K’s cinema、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給：オンリー・ハーツ
© Pure in the Moon
