2024年9月19日よりNetflixで配信される、ゆりやんレトリィバァがダンプ松本を演じる「極悪女王」から、ダンプ松本を演じるゆりやんレトリィバァ、長与千種を演じる唐田えりか、ライオネス飛鳥を演じる剛力彩芽が当時の試合を再現しているシーンの、場面写真が公開された。
ダンプが血だらけの長与を担ぎ上げる鬼気迫る姿や、長与がダンプにサソリ固めを決めておたけびを上げながらガッツポーズを決める姿、長与千種とライオネス飛鳥のクラッシュ・ギャルズによる試合開始時の決めポーズ、長与vsダンプの「敗者髪切りデスマッチ」において、羽織袴の騎馬戦スタイルで入場するクラッシュ・ギャルズ軍団の姿が、実際の写真と比較して収められている。
ダンプ松本を演じたゆりやんは、「ダンプさんが自分のような気がしていました」と、“ダンプ松本”として生きた撮影期間を振り返っており、実際に現場を訪れたダンプ松本からも「歩き方や髪のかきあげ方をよく研究したね、そっくりだった。と誉めていただいたり、ゆりやんにやってもらってよかったよ!と言っていただけたのは非常に光栄で嬉しかった」と、本人直々にお墨付きをもらったことも明かしている。
長与千種を演じた唐田も、演じる前からすでに長与と自身においてどこか重なる部分が多かったと言い、「撮影期間中は歩き方もレスラーみたいになっていました。ちょっとした言葉遣いや仕草も力強くなっていたと思います」と撮影以外でも大きく影響するほどのめり込んでいたと語り、ライオネス飛鳥を演じた剛力も「みんな当時の映像をすごく見ましたね」と、3人だけでなくレスラーを演じた役者たち全員が研究に研究を重ねて役に挑んだことを明かしている。
「極悪女王」は、ダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。1980年代、男女の不平等や女性蔑視が問題視されずに当たり前であった時代の日本で、そんな時代と格闘し、日本中を熱狂させ空前のブームを巻き起こしたのは女子プロレスだった。正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらもクビ寸前だったダンプ松本が悪役に転身し、クラッシュ・ギャルズとして日本中のスターへ駆け上がる長与千種、ライオネス飛鳥ら仲間たちとの友情と戦い、さまざまな代償や葛藤を抱えながらも“日本史上最も有名なヒール”に成り上がっていく姿を描き出している。
企画・脚本・プロデュースを鈴木おさむ、総監督を白石和彌が務め、ゆりやんレトリィバァがダンプ松本役を体当たりで演じている。さらに、落ちこぼれとしてスタートしながらスターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期で最も運動能力が高く技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が務めている。
【作品情報】
Netflixシリーズ「極悪女王」
2024年9月19日(木)Netflixにて世界独占配信