今冬に劇場公開予定の、昭和のスポ根・野球漫画とポルノ映画のエッセンスをかけあわせた映画「野球どアホウ未亡人」の小野峻志監督による初の商業作品「翔んだタックル大旋風」に、水石亜飛夢と佐野史郎が出演することが明らかになった。
「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイブルー役を演じたあと、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで死体処理業者・田坂守を演じるなど活躍を続ける水石亜飛夢が演じるのは、元アメフト部員の佐々木役。ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の桂田冬彦役が社会現象となり、以降も数々のドラマ・映画に出演を続ける佐野史郎は、アメフト部の顧問・澤田役を務める。
「翔んだタックル大旋風」は、大学のアメリカンフットボール部を舞台に、憧れの先輩・吉岡に恋をする主人公・秋子が、吉岡の面影を追って、マネージャー兼選手としてタックルの練習に明け暮れるというスポ根ラブコメ映画。小野監督ならではのカオスでジャンルレスな設定をベースに、“殺人タックル”による謎の惨殺事件が起こるなどのホラー要素もあり、単なる青春映画では終わらない作品となっている。主要キャストには、吉田伶香、平野宏周、金子隼也、夏海、森山みつき、藤田健彦らが顔をそろえている。
水石亜飛夢と佐野史郎のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■水石亜飛夢
小野監督にもお伝えしましたが、こんな脚本は初めてで。とにかく色んなジャンルが混じり合っている作品です。あのラストシーンは誰にも予測できないし、小野監督以外には書けないと思います。考えるより感じろ精神で、監督の世界に飛び込んでいた感覚です。
皆さん同様、僕も完成を楽しみにしております！
■佐野史郎
実際に起きた大学のアメフト部の不祥事を思わせる内容故、体育会系とはほど遠いサブカルの自分に、果たしてその監督役が務められるのか？と逡巡しましたが、外見や性格に捉われることなく、エゴ丸出しで保身を第一と世渡りをする監督の態度に現代社会を重ねてみました。
【作品情報】
翔んだタックル大旋風
今冬 公開予定
配給：ユナイテッドエンタテインメント
©2025『翔んだタックル大旋風』製作委員会
