2023年の東京国際映画祭で上映された、ドイツ・ジョージア合作映画「ゴンドラ」が、2024年11月1日より劇場公開されることが決まった。
「ゴンドラ」の舞台は、コーカサス山脈の西にあるジョージア(旧グルジア)の小さな村。ゴンドラ(ロープウェイ)の乗務員として働き始めたイヴァと、もう1台のゴンドラの乗務員ニノ。いばり屋のおじさんである駅長に腹が立つことばかりだが、2人も負けていない。すれ違うゴンドラで2人が交わし合う奇想天外なやりとりの楽しさは、やがて地上の住民も巻き込んでいく。
セリフのない作品である本作の監督は、「ツバル TUVALU」「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」の”セリフなし映画の名匠”ファイト・ヘルマー。昨年の東京国際映画祭では、「セリフがないから生まれる映画的瞬間を見てほしい」と語っていた。
【作品情報】
ゴンドラ
2024年11月1日(金)新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給:ムヴィオラ
©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI