池川侑希弥らが体現する青春の1ページ 「雑魚どもよ、大志を抱け!」本編映像

映画スクエア

 2023年3月24日より劇場公開される、関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」で活躍中の池川侑希弥が主演する、足立紳監督の映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」から、2つのシーンの本編映像が公開された。

 1つ目は冒頭のシーン。小学5年生の瞬(池川侑希弥)、親友の隆造(田代輝)、トカゲ(白石葵一)、正太郎(松藤史恩)の4人が、自転車で町はずれにある「地獄トンネル」と呼ばれている廃線のトンネルに向かう。トンネルの向こう側まで走り抜けると願いがかなうと言われているが、誰も不気味なトンネルに足を踏み入れる勇気はな。その後に映し出される会話では、間近に控えたクラス替え、自分たちが描く将来など、期待と不安入り混じる少年たちの様子や4人の人間関係が垣間見える。

 2つ目は、6年生になった瞬と隆造が初めて西野(岩田奏)の家を訪ねる場面。豪邸や大量の映画のビデオテープに囲まれて暮らす生活に驚嘆する瞬たち。ふとしたきっかけから、8ミリカメラで瞬と隆造を撮影することになり、監督を務めた西野の演出によって瞬は隆造の額にキスをする。さらにその映像をクラスで鑑賞して、男同士のキスと冷やかされるものの、まんざらでもない瞬と隆造の表情が映し出されている。

 「雑魚どもよ、大志を抱け!」は、昭和の地方都市に住む小学生男子たちを描いた作品。さまざまなバックボーンを抱えて苦悩しつつも、懸命に明日を夢見る少年たちの姿が捉えられている。監督と脚本(共同)を務めるのは、「百円の恋」「アンダードッグ」の脚本、「喜劇 愛妻物語」の脚本・監督で知られる足立紳。池川侑希弥のほか、田代輝、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏らが顔をそろえる。

池川侑希弥らが体現する青春の1ページ 「雑魚どもよ、大志を抱け!」本編映像

【作品情報】
雑魚どもよ、大志を抱け!
2023年3月24日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:東映ビデオ
(C)2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会

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