公開初週末の興行収入と動員数が1位となった、吉永小百合主演の医療ドラマ映画「いのちの停車場」から、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行が演じる「まほろば診療所」メンバーの出会いを描いたシーンの、メイキング映像が公開された。
公開されたのは、金沢にある「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子（吉永）を追いかけ、はるばる東京からやってきた医大卒業生・野呂が、どうしてもまほろばで働きたいと懇願するシーンのメイキング映像。野呂の頼みに困惑する咲和子だが、院長の仙川（西田）は運転手として採用することを即決。だが、そこに戻ってきた看護師の麻世（広瀬）から、野呂の高級車を自転車ですってしまったと言われた野呂は、大あわてで外へ飛び出していくシーンの撮影風景が映し出されている。
カットがかかったあと、スタッフやキャストが「うぃ～」と声を掛け合い、拍手で笑顔を見せるなど、仲むつまじい現場の様子が捉えられている。また、まほろば診療所のセット前で記念写真を撮る4人の様子も切り取られている。
「いのちの停車場」は、都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師で作家でもある南杏子の同名小説を原作とした作品。「在宅医療」に携わる医者・患者やその家族たちを通して、「いのち」「愛」、そして“いまを生きていく”家族たちの願いを描き出す。吉永小百合が在宅医療専門医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める白石咲和子を演じるほか、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演。「八日目の蝉」などの成島出監督がメガホンを取っている。
【作品情報】
いのちの停車場
上映中
©2021「いのちの停車場」製作委員会
