成田凌、前田敦子のビンタに「怖すぎちゃって」 よけてしまい20回撮影 映画「くれなずめ」

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成田凌、前田敦子のビンタに「怖すぎちゃって」 よけてしまい20回撮影 映画「くれなずめ」

 映画「くれなずめ」の完成披露試写会が、15日に都内で開催され、成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、前田敦子、松居大悟監督が登壇した。前田敦子が成田凌をビンタするシーンを20回も撮影したことが語られた。

 強い女・ミキエ役の前田は成田をビンタするシーンについて、「お互い痛かったですよね」と成田に語りかけると、ビンタを受けた側の成田は「実は僕がビンタを避けてしまって。前田さんが大振りかぶりで歩いてくるので、怖すぎちゃって」と前田の気迫に押されたことを告白。前田が「2、3歩くらい歩いて“バン!”だった」とシチュエーションを明かすと、成田は「それを僕が怖がってつい避けちゃって。それで監督が怒っちゃって。20回くらい撮り直しました」と苦労の撮影を振り返っていた。

 「くれなずめ」は4月29日より劇場公開される。主演の成田は、「僕ら6人が楽しくやった作品が皆さんに楽しく届いたらなお良い。映画を見た後に、外の空気を深く吸って“今日も生きているな”と思ってもらえたら嬉しい」と全国公開に向けてメッセージを送った。

 「くれなずめ」は、松居大悟が自身の実体験をモチーフに書いたオリジナルの舞台劇を、自ら監督を務めて映画化した作品。友人の結婚式で久々に集まった高校時代の旧友たちの、披露宴から二次会までの狭間(はざま)の時間を描く。タイトルは「暮れなずむ」を命令形にした造語で、日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容している。主人公の吉尾を成田凌が演じるほか、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹らが出演する。

成田凌、前田敦子のビンタに「怖すぎちゃって」 よけてしまい20回撮影 映画「くれなずめ」

【作品情報】
くれなずめ
2021年4月29日(木祝) テアトル新宿他にて全国ロードショー
配給:東京テアトル
(C)2020「くれなずめ」製作委員会

  • 作品

くれなずめ

公開年 2021年
製作国 日本
監督  松居大悟
出演  成田凌、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、飯豊まりえ、内田理央、小林喜日
作品一覧