入江悠監督、新作ホラーはオール韓国ロケ 前川知大の人気舞台映画化「聖地X」公開・配信決定

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入江悠監督、新作ホラーはオール韓国ロケ 前川知大の人気舞台映画化「聖地X」公開・配信決定

 入江悠監督が前川知大主宰劇団「イキウメ」の同名人気舞台を映画化した「聖地X」が、2021年秋に劇場と配信で同時公開される。前川知大と入江悠のタッグは「太陽」以来で、5年ぶり2度目となる。

 「聖地X」は、足を踏み入れた者は精神を病み、奇妙な死を遂げてくという、巨木と井戸が目印のある場所をめぐるホラー映画。人気ホラー映画「恐怖の村」シリーズである「犬鳴村」「樹海村」のプロデュースチームと、「22年目の告白−私が殺人犯です−」「見えない目撃者」などを手掛けたロボットが企画。撮影はオール韓国ロケで制作され、「犯罪都市」「悪人伝」などの韓国映画を手掛けたB.A.エンタテインメントが共同制作として参加している。

 入江悠監督は「驚天動地のストーリーをどう映像化するか考えた末にたどり着いたのが、オール韓国ロケでした。世界の映画をリードし続ける韓国映画のスタッフたちと、日本の俳優・スタッフが力を合わせて本作を作り上げました」と、本作についてコメントしている。また、前川知大は「信頼する入江監督が、再び僕の作品を演劇から映画に翻訳してくれました。舞台を韓国に移したことにも驚きましたが、何よりも、原作の魅力を知り尽くしたような見事な演出に舌を巻きました」と、入江監督への称賛のコメントを寄せている。

【コメント】

■前川知大
信頼する入江監督が、再び僕の作品を演劇から映画に翻訳してくれました。舞台を韓国に移したことにも驚きましたが、何よりも、原作の魅力を知り尽くしたような見事な演出に舌を巻きました。 
奇妙な映画です。ホラーであることには違いありませんが、ただ怖いというより不気味で不思議、何が起きているのかと好奇心をくすぐられる。わくわくするホラーという感じでしょうか。

■入江悠監督
尊敬する劇作家・演出家の前川知大さんと劇団「イキウメ」の傑作『聖地X』を、『太陽』につづき映画化させていただきました。驚天動地のストーリーをどう映像化するか考えた末にたどり着いたのが、オール韓国ロケでした。世界の映画をリードし続ける韓国映画のスタッフたちと、日本の俳優・スタッフが力を合わせて本作を作り上げました。「世界にはまだわからないことがたくさんある」。驚きの物語にご期待ください。
 
【作品情報】
聖地X
配給:GAGA/朝日新聞社
ⓒ2021「聖地X」製作委員会

  • 作品

聖地X

公開年 2021年
製作国 日本
監督  入江悠
出演  岡田将生、川口春奈、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔、真木よう子、緒形直人
作品一覧