マイケル・ケイン 80代でも衰えぬ俳優業への情熱 映画「キング・オブ・シーヴズ」主演

映画スクエア

 老窃盗団の実話を元にした映画「キング・オブ・シーヴズ」の劇場公開(1月15日)を前に、主演のマイケル・ケインのインタビュー映像が公開された。クリストファー・ノーランの「ダークナイト トリロジー」で執事のアルフレッドを演じ、2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケインが、仕事への情熱などついて語っている。

 平均年齢60歳以上の老窃盗団の奮闘を描いた本作について、「老いることをどう表現した作品だと思うか?」と質問されたマイケル・ケインは、「生きる希望を持つことを描いている」と回答。人生に意欲を持ち続けることの大切さを訴え、自分が働き続けられたコツとして「俳優の仕事を愛してきた」「それほど好きな仕事だからこの年齢でも続けられるし、引退を楽しみにしたことは一度もない」と80代となっても衰えぬ情熱を語っている。

 他にもインタビューでは、映画内で使用されている下町出身者独特の“押韻俗語”についても語られている。

 「キング・オブ・シーヴズ」は、2015年にロンドンで 1,400 万ポンド(約25億円)相当の宝⽯や現⾦が盗まれた実話の映画化。犯人は平均年齢 60 歳以上の⾼齢窃盗集団で、イギリス史上「最⾼額」「最⾼齢」の⾦庫破りと呼ばれた。マイケル・ケインが、⼀度は裏社会から引退したものの愛する妻の急逝後に伝説の窃盗団を再結集する主人公を演じている。監督は、「博⼠と彼⼥のセオリー」のジェームズ・マーシュが担当している。

マイケル・ケイン 80代でも衰えぬ俳優業への情熱 映画「キング・オブ・シーヴズ」主演

キング・オブ・シーヴズ
2021年1月15日(金)TOHO シネマズシャンテほか全国順次公開
配給:キノフィルムズ
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