北斗晶「親が子離れしてこそ、子供は自分の世界を創っていける」 「旅立つ息子へ」著名人鑑賞コメント公開

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北斗晶「親が子離れしてこそ、子供は自分の世界を創っていける」 「旅立つ息子へ」著名人鑑賞コメント公開

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 子育てに人生のすべてをささげた父と自閉症スペクトラムの息子の逃避行を描く映画「旅立つ息子へ」を鑑賞した、著名人によるコメントが公開された。

 タレントの北斗晶は、「18歳で巣立つ我が子を送り出す時、不安や寂しさとの戦いを思い出しました。この寂しさとの戦いは親にとっては辛いものですが…」と自身の経験と重ねつつ、親が子離れしてこそ、子供は自分の世界を創っていけるんだと映画を通して改めて感じました」とコメント。自閉症の弟がいるという酒井一圭(純烈リーダー)は、「ホームビデオを見ているようだった」と自身の家族と重なる部分が多かったことを語っている。

 「旅立つ息子へ」は、深い絆で結ばれた自閉症スペクトラムを抱える息子と父の2人が、引き離されないため逃避行に出る物語。親としての葛藤、子供への深い愛、やがて訪れる巣立ちの時を描いている。監督を務めるのは、東京国際映画祭で2度のグランプリ受賞を果たした唯一の監督である、イスラエルのニル・ベルグマン。息子ウリ役を演じた新人ノアム・インベルは、オーディションでこの役を勝ち取り、自然な姿で複雑なキャラクターを体現している。

【コメント一覧】 ※順不同、敬称略

●南こうせつ(フォークシンガー)
親子であれ夫婦であれ、静かにそっと心に寄り添う。それが一番幸福な生き方かもしれない。癒されました。

●NON STYLE 石田明(お笑い芸人)
子育てで疲れきってるママたち、思春期で頭を抱えているパパたちにも是非見て欲しい。これほどまでに「親子愛」を直球で描いた物語を僕は知りません。愛するが故の決断・依存・嫉妬・幸せになって欲しいという願い。胸がしめつけられました。リアルすぎる親子の成長物語に目頭から液体が旅立っていくこと間違いなし。

●北斗晶(タレント)
18歳で巣立つ我が子を送り出す時、不安や寂しさとの戦いを思い出しました。
この寂しさとの戦いは親にとっては辛いものですが…
親が子離れしてこそ、子供は自分の世界を創っていけるんだと映画を通して改めて感じました。

●棚橋弘至(新日本プロレス所属プロレスラー)
「私がいないと」という父の言葉に責任感と現実を。僕自身、子を持つ親として、感じた深い愛。
なぜ?どうして?に答えはないけど、ゆっくりと成長していくウリの姿に感動します。
こころが救われる作品です。

●酒井一圭(純烈リーダー)
まるで5つ下の弟と父の人生をそのまま見ているような映画だった。ホームビデオを見ているようだった。
父親と自閉症を抱える弟の関係をモデルに制作した脚本のダナ・イディシス。
私もその立場です。いつの日か私もこの映画を撮る時が来るでしょう。

旅立つ息子へ
2021年3月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
配給:ロングライド
©︎ 2020 Spiro Films LTD.

  • 作品

旅立つ息子へ

公開年 2020年
製作国 イスラエル、イタリア
監督  ニル・ベルグマン
出演  シャイ・アヴィヴィ、ノアム・インベル、スマダル・ヴォルフマン
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