1985年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した北条司による漫画「シティーハンター」の、新作劇場版の制作が決まった。公開時期は未定。新作劇場版での冴羽獠役はこれまでに引き続き神谷明が担当し、エンディングテーマも変わらずTM NETWORKの「Get Wild」となる。
累計発行部数は5,000万部を誇り、1987年にはテレビアニメの放送がスタート。ハードボイルドな内容にも関わらず「もっこり」や「100tハンマー」などのコメディ要素も人気を集めた「シティーハンター」。2019年に公開された「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が興行収入15億円を超えるヒットとなった。
原作者の北条司、主人公・冴羽獠の声を担当する神谷明、TM NETWORKの小室哲哉のコメントも発表された。発表されたコメントは以下の通り。
【コメント】
■原作:北条司
新作お待たせしました。アニメ第1話からちょうど35年にあたるこの⽇に、皆さんにお伝えすることができ感慨深いです。「Get Wild」もエンディングに使⽤されることが決定しました。
内容はまだお話できませんが、今回の新作は、前回とはひと味もふた味も違ったものになりそうです。楽しみに待っていてもらえたら嬉しいです。
■冴羽獠役:神谷明
知らせを聞いたときは嬉しかったですね。永遠のヒーロー、格好良い獠ちゃんが帰ってきます。ストーリー、音楽など、期待を裏切らない素敵な作品にしたいと思っています。
「待たせたな。俺を呼んだのは君だろ!」
■TM NETWORK:小室哲哉
「Get Wild」は『シティーハンター』がなかったら生まれていません。
35年も愛してもらえるロングセラーのヒット曲なんて、いくら狙っても作れるものではないなと改めて思いました。「Get Wild」はもう「人」のような存在ですね。ありがたいことです。
『シティーハンター』最新作、期待しております。