南沙良 ゆりやんレトリィバァ初監督映画に主演 ある男性に想いを寄せる美大生役 「禍禍女」

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南沙良 ゆりやんレトリィバァ初監督映画に主演 ある男性に想いを寄せる美大生役 「禍禍女」

 ゆりやんレトリィバァが初めて映画監督を務める映画「禍禍女(まがまがおんな)」が、2026年2月6日より劇場公開されることが決まった。また、南沙良が主演することも発表された。

 ゆりやんの今までの恋愛のすべてが詰め込まれたという本作にて、南沙良が演じるのは、ある男性に想いを寄せる美大生の主人公・上原早苗役。南は、「早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした」とコメントを寄せている。

 あわせて、「ミスミソウ」「許された子どもたち」「ヒグマ」などの内藤瑛亮が脚本を担当し、新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」など話題曲をプロデュースしてきたトラックメーカー/音楽プロデューサーのyonkeyが、自身初となる実写映画の音楽を手掛けることも明らかになった。

 「禍禍女」は、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍し、「女芸人No.1決定戦 THE W」「R-1グランプリ」の王者となったゆりやんレトリィバァが初監督を務める作品。2021年にテレビ番組で、ゆりやんレトリィバァが次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言。それを見た本作のプロデューサーがコンタクトを取ったことがきっかけで、本作が誕生した。

 ゆりやんレトリィバァ、南沙良らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■監督・ゆりやんレトリィバァ
主演は南沙良さんです!
沙良さんには、今回の役を演じていただくにあたり、殻を破って欲しかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました。早苗役を南沙良さんにお願いして本当によかったですし、沙良さんしかいませんでした。
こんな南沙良さんをみたことがありません!ありがとうございます!
沙良、LOVE!

■主演・南沙良 
お話をいただいたときは、ゆりやん監督の世界観に入れることがとても楽しみでしたし、自然と挑戦してみたいと思えました。私自身初めての挑戦が多い作品でしたが、早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした。そしてゆりやん監督は初めての長編映画とは思えないほど、ユーモアと情熱を持って作品を導いてくださいました。現場は常に温かく、エネルギッシュな空気に満ちていて、その中で自由に表現することができたと思います。是非たくさんの方に、いろんな形で自由にこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。

■脚本・内藤瑛亮 
もともとゆりやんレトリィバァさんのファンでしたので、 ご一緒できることが本当に嬉しく、すぐにお引き受けしました。 「ゆりやんさんに喜んでもらいたい」という気持ちをモチベーションに全力で取り組みました。 褒めてくださるたびに励みになり、「このセリフ最高です」とその場で口にしてくださった瞬間は忘 れられません。”ホン”作りでは、ご自身の恋愛話も語ってくださり、そこに登場する男性たちがあま りに強烈で、フィクションの中で彼らに報いを与えたいと決意しました。 ”ホン”作りは苦しいことが多いのですが、『禍禍女』は唯一心から楽しく、もし時間を戻せるならも う一度やりたいと思えるほど幸福な時間でした。ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書き ました。どうか、その「呪い」の拡散にご協力いただければ幸いです。

■音楽・yonkey
今回が自分にとって初めての劇伴挑戦ということもあり、オファーをいただいたときからワクワクでいっぱいでした。ゆりやん監督との制作は、真剣な話し合いの中にも笑いが絶えず、常に新鮮で刺激的な時間でした。音楽もゆりやんさんが表現したかった”これまでの恋愛を元にした映画”に寄り添えて作れたと思います。ぜひ劇場で体感してください。

【作品情報】
禍禍女
2026年2月6日(金)全国公開
配給:K2Pictures

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