「アルプスの少女ハイジ」を大胆アレンジ ペーターは処刑、おじいさんは爆死 「マッド・ハイジ」公開決定

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「アルプスの少女ハイジ」を大胆アレンジ ペーターは処刑、おじいさんは爆死 「マッド・ハイジ」公開決定

 ヨハンナ・シュピリの児童書「アルプスの少女ハイジ」を、過激なシーン満載のバージョンにアレンジした映画「マッド・ハイジ」が、2023年7月14日より劇場公開されることが決まった。R18指定で公開される。

 チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨する。それから20年後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさばいたことから、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでも、マイリの手下に山小屋ごと包囲されて爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国を解放しようとする。

 独裁者マイリ役には、「スターシップ・トゥルーパーズ」の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。「グラディエーター」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のデヴィッド・スコフィールドが、〝アルムおんじ″ことハイジのおじいさんを演じる。

 公開された予告編では、ペーターを処刑されたハイジが、復讐を胸に誓い、刀や槍を使い猛特訓を重ねる様子ともに、チーズが苦手な人間を根絶して世界征服をしようと、チーズフォンデュ攻めをするマイリの姿などが収められている。本編で見られる体を真っ二つにたたき切ったり、引き裂いたりといった過激な暴力描写には、自主規制が施されている。

【作品情報】
マッド・ハイジ
2023年7月14日(金)ヒューマントラスト渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開
配給:ハーク/S・D・P
(C)SWISSPLOITATION FILMS/MADHEIDI.COM

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