「映画秘宝」2020年ベスト1位は「フォードvsフェラーリ」 「年間映画ベスト&トホホ10」発表

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「映画秘宝」2020年ベスト1位は「フォードvsフェラーリ」 「年間映画ベスト&トホホ10」発表

 アクション、ホラー、SF映画を中心に取り上げる月刊映画雑誌「映画秘宝」の2021年3月号で、2020年の「年間映画ベスト&トホホ 10」が発表された。ベスト1位には、ル・マン耐久レースを描いたマット・デイモンとクリスチャン・ベール主演作「フォードvsフェラーリ」が選ばれた。トホホ1位には、ミュージカルを映画化した「キャッツ」が選ばれた。また、「ベスト・ガール」1位には「ワンダーウーマン 1984」のガル・ガドットが、「ベスト・ガイ」1位には「悪人伝」のマ・ドンソクが選ばれている。

 ベスト1位に選ばれた「フォードvsフェラーリ」には、「カーアクション映画に見えて、実は企業映画。ハリウッド版半沢直樹」(谷垣健治)、「何より燃えたのが、夢破れくすぶっていた男たち
が意地と誇りをかけてル・マンに挑む。実話ならではのやるせない幕切れに思わず涙の傑作」(STUDIO28)などのコメントが寄せられている。2位には、アカデミー作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」が選ばれた。

 年間映画ランキングのほかには、「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか役などで知られる声優の悠木碧の「オールタイム神映画ベスト12」18,000 字ロングインタビューや、昨年公開の「アルプススタンドのはしの方」で主演を務めた小野莉奈と中村守里の対談などの記事が掲載されている。

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