中江有里 26年ぶり映画主演 徳島を舞台に生き方を見つめ直していく 「道草キッチン」公開決定

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中江有里 26年ぶり映画主演 徳島を舞台に生き方を見つめ直していく 「道草キッチン」公開決定

 中江有里の26年ぶりの主演映画「道草キッチン」が、2025年11月7日よりシネマサンシャイン北島、イオンシネマ徳島にて先行公開、11月22日より全国順次公開されることが決まった。あわせて、日本版ポスターと予告編も公開された。

 「道草キッチン」の主人公は、50代に差しかった身寄りのない女性の桂木立。彼女のもとへ相続に関する通知が届いたことをきっかけに、徳島・吉野川市へ移住を決意する。そこでさまざまな事情を抱えた地元の人や懸命に生きるベトナム人たち、そして自然豊かな食材で作られるベトナム料理と出会い、次第に自身の生き方を見つめ直していく。

 主人公の桂木立を演じるのは、作家、俳優、歌手などマルチに活躍する中江有里。大林宣彦監督「風の歌が聴きたい」以来、26年ぶりの映画主演となる。共演には「SHOGUN 将軍」の金井浩人、「春原さんのうた」」で主演を務めた荒木知佳、「誰かの花」の村上穂乃佳、北野武監督作品の常連俳優である仁科貴、映画「すとん」の本間淳志、「愛がなんだ」など今泉力哉監督作品の常連である芝博文、歌手やミュージカルの第一線で活躍する今陽子、ミュージシャンの大塚まさじらが顔をそろえる。

 舞台となる徳島県出身のピアニスト石井琢磨が参加し、石井が演奏するクロード・ドビュッシー「月の光」がエンディング曲として作品に華を添えている。また、中江有里と松本俊明のユニット「スピン」による挿入歌「それぞれの地図」では、中江本人が作詞を手がけ、ボーカルも担当している。

【作品情報】
道草キッチン
2025年11年7日(金)よりシネマサンシャイン北島、イオンシネマ徳島にて先行公開、11月22日 (金)より新宿K’s cinema他全国順次公開

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