フードバンクにクレーム電話対応 市民のために働く市長や職員描く「ボストン市庁舎」予告編

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 11月12日より劇場公開される、”ドキュメンタリーの巨匠”と評されるフレデリック・ワイズマン監督作「ボストン市庁舎」の、予告編が公開された。

 公開された予告編では、ボストンの美しい建築物や⾵景を挟み込みながら、ボストン市⺠の幸せのため、懸命に多種多様な仕事をする市⻑や市役所職員たちの姿が映し出されている。生活困窮者のためのフードバンク、同性カップルの結婚式、NAACP(全⽶⿊⼈地位向上協会)との話し合い、看護師の⽀援、野良⽝のクレーム電話などに対応する市長や職員。ウォルシュ市⻑は、「もし困ったことが発⽣したら、市⻑の私に電話を。通りで私を⾒かけたら声をかけて」と市⺠に呼びかけ、“誰⼀⼈取り残さない政治をしたい”という市⻑らの気概が映し出されている。

 「ボストン市庁舎」は、ワイズマン監督の生地で現在も暮らすアメリカ・マサチューセッツ州ボストンの、市役所と町の姿を描き出したドキュメンタリー映画。市庁舎の中へ⼊り込んだカメラは、警察、消防、保健衛⽣、⾼齢者⽀援、出⽣・結婚・死亡記録、ホームレスの⼈々の⽀援、同性婚の承認など数百種類ものサービスを提供する、市役所の仕事の知られざる舞台裏を映し出し、”お役所仕事”の言葉からは想像できない実態を描き出す。

フードバンクにクレーム電話対応 市民のために働く市長や職員描く「ボストン市庁舎」予告編

【作品情報】
ボストン市庁舎
2021年11月12日(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
配給:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
© 2020 Puritan Films, LLC – All Rights Reserved

  • 作品

ボストン市庁舎

公開年 2020年
製作国 アメリカ
監督  フレデリック・ワイズマン
出演  
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