パパ活がお葬式で修羅場 自己崩壊の危機に直面する数時間 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」公開決定

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パパ活がお葬式で修羅場 自己崩壊の危機に直面する数時間 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」公開決定

 アートハウス系ストリーミングサービス「MUBI」で、2021年度の最高視聴数を記録した映画「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」が、2026年2月27日より劇場公開されることが決まった。

 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」は、自分の価値や将来に不安を抱く大学生が、親戚のお葬式(シヴァ)に参加したことをきっかけに、自己崩壊の危機に直面する決定的な数時間の出来事を描いた作品。

 大学の卒業を目前に控えたある日、誰が亡くなったのかも知らされないまま、ダニエルは親戚のお葬式(シヴァ)へと参列する。故人の自宅では、幼なじみで元カノのマヤがロースクール(法科大学院)に合格したことで称賛を受ける一方、ダニエルはパッとしない進路や容姿の変化について親類縁者たちからぶしつけに詮索され、次第に身の置き場を失っていく。そんな中、数時間前に会ったばかりのパパ活相手・マックスが、容姿端麗な実業家の妻・キムと泣き叫ぶ赤ん坊を連れてシヴァの前に現れる。ショックを受けたダニエルの混乱は、やがて自分自身を追い込んでいく。

 監督は、「ボトムス 〜最底で最強?な私たち〜」のエマ・セリグマン。本作は、彼女が25歳のときに監督をつとめた長編デビュー作で、主演にZ世代のアイコンとしてアメリカで絶大な人気を誇る俳優/クリエイターのレイチェル・セノットを起用した。

 ティザービジュアルは、シヴァで振る舞われたクリームチーズとサーモンのベーグルを掲げ、「理想の自分」を具現化したようなコケティッシュなダニエルの姿を捉えたもの。ホイップクリームのようにキュートなドレスをまといながらも、どこにも焦点の合わないうつろなまなざしが、彼女のアイデンティティ崩壊の予兆を感じさせるビジュアルとなっている。

パパ活がお葬式で修羅場 自己崩壊の危機に直面する数時間 「Shiva Baby シヴァ・ベイビー」公開決定

【作品情報】
Shiva Baby シヴァ・ベイビー
2026年2月27日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町全国公開
配給:SUNDAE
(C)2020 SHIVA BABY LLC. All Rights Reserved. 

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