アニメ「暗殺教室」の放送10周年を記念したプロジェクト『アニメ「暗殺教室」10周年の時間』として実施されている3大アニバーサリー企画の第3弾が、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』の公開であることが発表された。未映像化のエピソードを完全新規で制作した作品で、2026年3月20日に劇場公開される。
原作は、「週刊少年ジャンプ」にて2012年から2016年まで連載され、コミックの累計発行部数は2700万部を超えた人気マンガ。2015年1月よりアニメが放送され、2025年で放送10周年を迎える。10周年を記念したプロジェクトとして、『アニメ「暗殺教室」10周年の時間』が始動。プロジェクトの柱となる3大アニバーサリー企画として、第1弾としてテレビアニメ「暗殺教室」全47話がフジテレビなどで放送中。第2弾として『アニメ10周年記念「暗殺教室のオールナイトニッポンGOLD」』が8月22日に放送された。
『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』のキャストには、テレビシリーズのメンバーが続投。監督は、サンライズ出身で数多くのテレビアニメに携わり、本作が劇場版初監督となる北村真咲が務める、脚本はテレビシリーズで構成・脚本を担当した上江洲誠、キャラクターデザインとして樋上あやが参加している。
北村真咲監督らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
■北村真咲(監督)
長い間『暗殺教室』を愛してくださった皆様に、もう一度この教室をお届けできることを心から嬉しく思います。
岸監督が大事にしてきた空気感を受け継ぎながら、劇場版ならではの迫力や新しい一面を加えたいと思い取り組みました。
観終わったあとに、「やっぱり暗殺教室が好きだ」と思っていただけたら何よりです。
■上江洲誠(脚本家)
まだ僕が脚本家として期待の超新星だった頃です。週刊ジャンプ作品のシリーズ構成という大役に預かり大変光栄に思い緊張したことを覚えています。
準備万端、気合充分、松井優征先生との協力体制もばっちりで、暗殺教室のプロジェクトは大成功しました。が、もちろん制約の中で作られる物でもありますから、あれもこれもやりたかったという気持ちもありました。
あれから10年、ええそうです、あれもこれもやります! アニメ『暗殺教室』を完全なものにするための映画です。ご安心ください、完全新作です!
■樋上あや(キャラクターデザイン)
いちファンとして当時アニメで見たかったあの話やこんな話…10年の時を経てアニメ化できるとは思いませんでした。
最近暗殺教室を知った方はもちろん、10年前に見ていたよという方も是非、同窓会だと思って劇場までE組の皆と殺せんせーに会いに来てくださいね。
【作品情報】
劇場版「暗殺教室」みんなの時間
2026年3月20日(金)全国公開
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025