元革命家・ディカプリオがひたすら逃げる P・T・アンダーソン最新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」予告

映画スクエア

 2025年10月3日より劇場公開される、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ワン・バトル・アフター・アナザー」の、本予告が公開された。

 本予告は、神妙な顔つきで知恵の輪のようなものを手にしたボブ(レオナルド・ディカプリオ)が「これは君のために作っているんだ」とつぶやく場面から始まる。その声に妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)がおなかをさする。「この装置をこうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るボブに彼女が近づき「続けて、派手にお願い」とそっとキスをする。ボブたちの極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ショーン・ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げる。妻に魔の手が迫る中、ボブが作戦を成功させると「革命万歳」と叫ぶ。

 それから月日が経ち、ボブは成長した娘(チェイス・インフィニティ)に「聞いてくれ。昔、パパとママは罪を犯した。ママは捕まった。俺らも危ない」と伝える。「しょうがないわ、これが私に“振られた”運命(カード)よ」と言う娘に対し、「カードは“振らない”、サイコロの間違いだ」と正すボブ。だが、娘から「それ言ってる場合?」と言われ、「分かった、行こう」と答える。今は親子ゲンカをしている場合ではなく、逃げるときなのだった。

 その直後、隠れ家に追っ手たちがなだれ込み、必死で逃げて、逃げて、逃げまくるボブ。娘が通う空手道場に逃げ込んだボブは、「ヌンチャクじゃ戦えないって!拳銃はどこだ」と取り乱す。決死の逃亡を続けるボブを車に乗せた謎の空手道場のセンセイ(ベニチオ・デル・トロ)は、「自由とは…、恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」とほほ笑むと、車窓から身を乗り出したボブを荒野へと放り出すのだった。

 「ワン・バトル・アフター・アナザー」は、かつては世を騒がせたさえない革命家のボブが、とある理由から大切なひとり娘の命を狙われ、次から次へと迫る刺客たちとの戦いに身を投じていくという内容の作品。カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭で監督賞を受賞した唯一の監督であるポール・トーマス・アンダーソンの最新作で、元革命家のボブをレオナルド・ディカプリオ、ボブの娘の命を狙う軍人“ロックジョー”をショーン・ペン、謎の空手道場の“センセイ(先生)”をベニチオ・デル・トロが演じるほか、レジーナ・ホール、チェイス・インフィニティらが出演している。

元革命家・ディカプリオがひたすら逃げる P・T・アンダーソン最新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」予告

元革命家・ディカプリオがひたすら逃げる P・T・アンダーソン最新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」予告

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【作品情報】
ワン・バトル・アフター・アナザー
2025年10月3日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

作品一覧