今も語り継がれる40年前の惨劇 生存者が恐怖との戦いを誓う 「ハロウィン KILLS」本編映像

映画スクエア

 10月29日より劇場公開される、2018年に全米で公開されナンバーワンヒットを記録したホラー映画「ハロウィン」の続編「ハロウィン KILLS」から、本編映像が公開された。

 公開された本編映像は、1978年版「ハロウィン」の生存者の一人であるトミー・ドイル(アンソニー・マイケル・ホール)のスピーチシーン。2018年のハロウィンの夜。特別な夜を楽しもうとパブに集まった住人たちに、ステージに立ったトミーがシリアスに語りかける。「今夜はハロウィン。恐怖を楽しむ夜。マスクを被り別の人間になれる夜。ヤツは実在するのか?分からん。次の犠牲者は?いつとは知れなくとも、ヤツは戻ってくる。俺らを殺しに」とブギーマンについて語り、だがヤツの思いどおりにはさせない。われわれは恐怖に屈しないからだ。ローリーに!」と乾杯をささげる。

 40年前に3人の若者が命を落とした悲惨な事件は、生存した住人によって今も語り継がれていることがわかる本シーン。当時ベビーシッターのバイトをしていたローリーに面倒を見てもらっていたトミーにだけではなく、パブで話を聞いている客の中には、かつてブギーマンに襲われた看護師のマリオン・チェンバース(ナンシー・スティーヴンス)や、当時はベビーシッターにあやされる子どもだったリンジー・ウォレス(カイル・リチャーズ)といった、40年前を生きた人々の姿も見られる。

 「ハロウィン KILLS」は、1978年にジョン・カーペンター監督が生み出したブギーマンの恐怖を描いたシリーズの最新作。葬られたと思われたブギーマンが業火の中から生還し、再びハドンフィールドの街を恐怖に陥れる。1978年版と2018年の続編に出演したジェイミー・リー・カーティスが主役のローリー・ストロードを続投。ローリーの娘役をジュディ・グリア、孫役をアンディ・マティチャックが演じる。ジョン・カーペンターが製作総指揮と音楽を務め、ホラー映画に定評のあるブラムハウス・プロダクションズが製作。前作に引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーンが監督している。

今も語り継がれる40年前の惨劇 生存者が恐怖との戦いを誓う 「ハロウィン KILLS」本編映像

【作品情報】
ハロウィン KILLS
2021年10月29日(金) TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
(C)UNIVERSAL STUDIOS

  • 作品

ハロウィン KILLS

公開年 2021年
製作国 アメリカ
監督  デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演  ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ウィル・パットン
作品一覧