輝かしき日々を映画撮影セットで再現 再体験に夢中になった男描く 「ベル・エポックでもう一度」公開決定

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輝かしき日々を映画撮影セットで再現 再体験に夢中になった男描く 「ベル・エポックでもう一度」公開決定

 輝かしき日々の再体験に夢中になった男を描くヒューマンドラマ「ベル・エポックでもう一度」が、6月に劇場公開されることが決まった。

 「ベル・エポックでもう一度」は、仕事を失い妻のマリアンヌにも見放されてしまったヴィクトルが、息子の友人が始めた”タイムトラベルサービス”によって、再現された1974年5月16日のリヨンを再体験。記憶通りの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になってしまい、延長のために全財産である別荘まで売り払ってしまったヴィクトルに、思いがけない出来事が訪れる姿を描く。フランス最高峰の映画賞であるセザール賞で3部門受賞と8部門ノミネートを果たしている。

 主人公のヴィクトルを演じるのは、「八日目」「愛と宿命の泉」などで知られるダニエル・オートゥイユ。妻のマリアンヌは、フランソワ・トリュフォー監督作などで知られるファニー・アルダンが演じている。タイムトラベルサービスの生みの親で総監督を務めるアントワーヌを「ザ・ビーチ」などのギヨーム・カネが、アントワーヌ彼の恋人でヴィクトルの”運命の女性”を演じることになったマルゴをドリア・ティリエが演じている。監督・脚本・音楽は、「タイピスト!」などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが担当している。

【作品情報】 
ベル・エポックでもう一度
2021年6月、シネスイッチ銀座ほか公開
配給:キノフィルムズ
©2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHÉ FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINÉMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIA

  • 作品

ベル・エポックでもう一度

公開年 2019年
製作国 フランス
監督  ニコラ・ブドス
出演  ダニエル・オートゥイユ、ギョーム・カネ、ドリア・ティリエ、ファニー・アルダン
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