2024年9月27日より劇場公開される、グー・シャオガン監督による「春江水暖~しゅんこうすいだん」に続く第二作「西湖畔(せいこはん)に生きる」の、日本版予告編が公開された。
予告編では、茶摘みで働く母(ジアン・チンチン)が堕ちる違法ビジネスの地獄と、その母を救おうとする息子(ウー・レイ)が超えてしまう一線が描かれる。「人の世の悪さえ包み込み 山はそびえ水は流れる」というコピーが伝える世界観を、人間の欲望渦巻く地獄絵図と、山水画のような映像美、日本から参加している「花様年華」「陰陽師」の梅林茂が手がけたスケール大きな音楽で見せていく。
「山水画の世界を映画で極めたい」というグー・シャオガン監督の意図に寄り添った予告編となっており、監督自身も「映画のテーマ・表現を見事に伝え、とても気に入っています。日本語の文章が特に素晴らしいですね」と太鼓判をおしている。
【作品情報】
西湖畔(せいこはん)に生きる
2024年9月27日(金)新宿シネマカリテ、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給:ムヴィオラ、面白映画
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