「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」以来となる、ニコライ・アーセル監督とマッツ・ミケルセンのタッグによる映画「愛を耕すひと」が、2025年2月14日より劇場公開されることが決まった。
「愛を耕すひと」は、デンマーク開拓史の裏に隠されたある愛の物語。舞台は18世紀デンマーク。退役軍人のルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号を懸け、ひとり荒野の開拓に名乗りを上げる。しかし、それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルが、ありとあらゆる手段でケーレンを追い払おうとする。襲い掛かる自然の脅威とデ・シンケルからの非道な仕打ちにあらがいながら、彼のもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや、家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスとの出会いにより、ケーレンのかたくなに閉ざした心に変化が芽生えてゆく。
原作は、イダ・ジェッセンによる史実に基づく歴史小説「The Captain and Ann Barbara」。発売前に読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツ・ミケルセンに声をかけたことで本作の企画が動き出した。そして、「悪党に粛清を」「ライダーズ・オブ・ジャスティス」などのマッツ・ミケルセン出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩として映画化した。完成した作品は、アカデミー賞国際長編映画賞のデンマーク代表に選出され、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなどの評価を受けた。
【作品情報】
愛を耕すひと
2025年2月14日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
配給:スターキャット、ハピネットファントム・スタジオ
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