10代の若者が、傷ついた心を取り戻すまでの時間をみずみずしく描く 「杉森くんを殺すには」映画化決定

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10代の若者が、傷ついた心を取り戻すまでの時間をみずみずしく描く 「杉森くんを殺すには」映画化決定

 2024年の第62回野間児童文芸賞を受賞した、長谷川まりるによる小説「杉森くんを殺すには」の映画化が決まった。2026年に撮影し、2027年の全国公開を予定している。

 「杉森くんを殺すには」の主人公は、高校1年生のヒロ。小説の冒頭は、ヒロが兄のミトさんに「杉森くんを殺すことにしたの」と電話をかけるシーンから始まる。ミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という2つのアドバイスを伝え、ヒロはそれを実践していくことにするが、物語は予想とは異なる方向に進んで行く。家族や友人との軽やかな会話や楽しげな毎日の中で、ヒロと杉森くんのこれまでのことが少しずつ浮かびあがり、読者はやがて冒頭のヒロの言葉の意味を知ることになる。

 脚本は、アニメーション映画「猫の恩返し」「映画 聲の形」「きみの色」などの吉田玲子が担当。「こちらあみ子」「ルート29」の森井勇佑が監督を務める。10代の若者が、自分や近しい人々の心の問題と向き合い、傷ついた心を取り戻すまでの時間をみずみずしく描き、新たな青春映画の誕生を目指す。

【作品情報】
杉森くんを殺すには
2027年全国公開
配給:K2 Pictures、リトルモア

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