「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」の岩間玄監督が、テレビ番組「進め!電波少年」などのプロデューサーとして知られる土屋敏男とタッグを組んだ、愛知県三河・蒲郡市を舞台にしたドキュメンタリー「わたのまち、応答セヨ」が、2025年5月2日より劇場公開されることが決まった。
「わたのまち、応答セヨ」は、愛知県三河・蒲郡市でかつては活気に満ちあふれた「繊維産業」の今に切り込み、さまざまな出会いが”繊維の街”に奇跡をもたらすドキュメンタリー。1200年前に日本で初めて綿花がもたらされ、衣類が不足した戦後は織れば飛ぶように売れた空前の好景気で朝から晩まで街のあちこちで「ガチャン、ガチャン」と音が鳴り響いていた町。しかし、かつての活気は失われ、街の構造的な問題と人々の諦めムードが漂っていた。そんな中、わたを種から育て紡ぐ80歳の職人と出会い、映画作りがその職人の背中を押し、街を揺さぶり、人々の眠っていた情熱が燃え上がっていく。そして、舞台は蒲郡からロンドンへ展開し、日本のモノ作りの本気が、海を越えて人々の心をつかみ、”繊維の街”に奇跡をもたらしていく。
「ケイコ 目を澄ませて」などの岸井ゆきのが語りを務めている。
【作品情報】
わたのまち、応答セヨ
2025年5月2日（金）新宿シネマカリテ ほか全国ロードショー
配給：鈴正 JAYMEN TOKYO
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