「写真の女」を手掛けた串田壮史監督第2作となる長編映画「マイマザーズアイズ」が、2023年11月24日より劇場公開されることが決まった。
「マイマザーズアイズ」は、実用化が迫るスマートコンタクトレンズから着想を得たオリジナル脚本の作品。レンズを装着した母と半身不随の娘が一つの視界を共有し、体と心の境界を見失いながら真実の愛に目覚めていく異色のラブストーリーとなっている。過酷な運命に絡みつかれた母娘は、正気を保つため、次第に狂気をはらんでいく。
チェロ教師の仁美は、たった1人の家族である娘のエリに頼まれ、コンサートで一緒に二重奏を演奏する。その帰りの車内で、エリは仁美の音色から子供を産んで後悔しているという念が聞こえてきたと語り始める。隠していた感情を見透かされた仁美は動揺して自動車事故を起こし、仁美は視力を失い、エリは半身不随になってしまう。やがて仁美は、生体実験中のカメラ内蔵コンタクトレンズを装着し、視力を回復させる。一方、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望みだす。仁美は、エリにVRゴーグルを装着し、自分の主観映像を転送して生きる悦びを届けようとする。というストーリーが展開される。
【作品情報】
マイマザーズアイズ
ヒューマントラストシネマ渋谷にて2023年11月24日（金）より公開
配給：ピラミッドフィルム
©2023 PYRAMID FILM INC.
