2026年2月6日より劇場公開される、サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映で反響を呼び、アメリカでは気鋭の映画会社NEONが争奪戦の末に配給権を獲得したホラー映画「トゥギャザー」から、洞窟に迷い込んだ2匹の犬に起こる異変を収めた、冒頭シーンの映像が公開された。
地下洞窟に迷い込んだ2匹の犬。無邪気に歩みを進める犬たちは、やがて洞窟の奥にたたずむ不気味な池にたどり着く。暗く静まり返った空間には、不自然なほど穏やかな水面の池が広がり、得体の知れない気配が漂っている。やがて洞窟の外から犬たちを探す飼い主呼び声が響き渡るが、2匹は互いを見つめ合ったままで、呼び声に反応することはなかった。犬のかわいらしい姿とは裏腹に、観る者の胸にじわじわと不安を植えつけ、この後にカップルのティムとミリーを襲う異常な事態を予感させる不穏な映像となっている。
のちにティムとミリーも迷い込むこの洞窟について、ホラー好きのマイケル・シャンクス監督は、「遊星からの物体X」や「エイリアン」から強く影響を受けたことを明かし、「閉鎖的な空間でじわじわとたかまっていく不安感や恐怖をどう再現するかを意識しました。視覚的な恐怖ではなく、見えない“何か”への恐れや緊張感を取り入れたかったのです。洞窟のデザインや、生命体の気配が感じられる空間構成には強く影響を受けました。あの『なにかが居るかもしれない』という空間の恐ろしさや不気味さの演出を狙いました」と、こだわりを語っている。
「トゥギャザー」は、ボディ・ホラーの身体の突然変異と恋愛の共依存を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を描き出した作品。長年連れ添ってきたミュージシャン志望のティムと小学校教師のミリーは、住み慣れた都会を離れ、田舎の一軒家に移り住む。ところが森で道に迷い、不気味な地下洞窟で一夜を過ごした直後から、ふたりの穏やかな日常が暗転する。ティムは突然意識が混濁し、体が勝手に暴走する奇妙な症状に悩まされ、気持ちがすれ違いがちだったミリーとの関係が揺らぎ出す。やがて、その異変はミリーの身にも勃発。目に見えない磁力に引き寄せられるかのように互いを求め合うその想像を絶する現象は、ふたりが一緒に育んできた愛と人生すべてを侵蝕していく。
監督は、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでにA24製作の次回作が決定しているオーストラリア出身の新人監督であるマイケル・シャンクス。衝撃性と共感度の高さを絶妙のバランスで両立させた、オリジナリティにあふれる「共依存ボディ・ホラー」を作り上げた。

【作品情報】
トゥギャザー
2026年2月6日(金) よりTOHOシネマズ 日比谷他ロードショー
配給:キノフィルムズ
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