実在する部活をモデルに生み出された、上村奈帆原作、プクプク作画による同名漫画の映画化作「ザッケン!」の劇場公開日が、2026年4月3日に決まり、予告編が公開された。
予告編では、杉野ゆかり(中島瑠菜)と徳田みみ(大島美優)の高校1年生の春の姿が収められている。杉野ゆかり(中島瑠菜)は、何かに夢中になれるわけでもなく、ただ日々をこなすだけの“どこにでもいる少女”。新しい生活の始まりに心が躍るようなこともなかった彼女の前に現れたのは、雑草の一つ一つを愛し、その生命力に魅せられている同級生の徳田みみ(大島美優)、通称「ドクダミちゃん」だった。
満面の笑みで「こちら雑草研究部です!」とあいさつをするドクダミちゃん。ある時は、校庭を歩こうとするゆかりを静止し、「こちらドクダミ生えていますんで」と雑草たちを守ろうとしたり、雑草を見ながらしゃべったり、(雑草で)お茶を作ったりと、ちょっぴり風変わりだけど、驚くほど真っすぐでピュアな心を持つドクダミちゃんに、ゆかりも少しずつ心を開いていく。
そんなドクダミちゃんの願いは、“雑草研究部=ザッケン”の復活。両親や先生ら大人たちは、将来に役に立つ部活を勧めるが、ドクダミちゃんの熱量に戸惑いながらも、いつしかゆかりは彼女とともにザッケンの復活を目指し、活動を始めることとなる。しかし野球やダンス部などを見て「あれが主人公なら、こっち(雑草研究部)はモブでしょ」と卑屈な考えが抜けないゆかりに、「このタンポポを主人公にみたら、走っている人たちは背景に見えました」と独自の視点を語るドクダミちゃん。「ザッケンは好きなことを、好きでいていい場所です」と胸を張るドクダミちゃんの姿に刺激され、ゆかりも「このままじゃ嫌だ!」と自分の好きを見つける一歩を踏み出す様子が収められている。
そんなドクダミちゃんとゆかりの背中を押すように、湊ゆずが書き下ろした主題歌「雑草図鑑(たからものずかん)」も、予告編で使われている。自分を信じて進み続ける冒険者になる勇気をくれる主題歌となっている。
「ザッケン!」は、休部状態の「雑草研究部」を復活させたいと願う“ドクダミちゃん”とゆかりが、雑草研究部の復活へと奔走する青春ストーリー。「夢中になれない」「自分がまだ何者か分からない」という思春期の少女が、今まできちんと見ていなかった足元の雑草から自分らしさを見つけていく青春の日々を、繊細かつみずみずしく描いている。
中島瑠菜と大島美優がダブル主演。自分が熱中できることが見つからない自称“青春不適合者”の新入生のゆかりを中島瑠菜が、ゆかりが出会う雑草マニアの同級生・みみ=ドクダミちゃんを大島美優が演じている。「市子」の脚本なども手がけ、「書くが、まま」「三日月とネコ」を監督してきた原作者の上村奈帆が、監督・脚本を務める。









【作品情報】
ザッケン!
2026年4月3日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
©2026上村奈帆・モノガタリラボ・プクプク/小学館/『ザッケン!』製作委員会