巨額横領事件のぬれぎぬを着せられ、自身の死まで偽装された男 「DEADMAN 消された男」公開決定

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巨額横領事件のぬれぎぬを着せられ、自身の死まで偽装された男 「DEADMAN 消された男」公開決定

 実際の事件について膨大に調査し、「名義貸し」の取引犯罪を描き出した韓国映画「DEADMAN 消された男」が、2024年10月18日より劇場公開されることが決まった。

 「DEADMAN 消された男」の主人公は、人生のがけっぷちに立たされ、生きるために自分の名前まで売ることになったイ・マンジェ。ある日突然、1,000億ウォン横領のぬれぎぬを着せられ、中国の私設刑務所に閉じ込められ、「死亡した男=DEADMAN」とされてしまう。そんなマンジェの前に政治コンサルタントのシム女史が現れ、彼を救い出す。失った名前と人生を取り戻そうと復讐を誓うマンジェ、彼を利用して政治の流れを変える計画を立てるシム女史、そして父の死を償わせるためマンジェの後を追うコン・ヒジュ。横領事件をきっかけに結ばれた3人は、それぞれの目的のためにその黒幕を探る。

 監督は、ポン・ジュノ監督「グエムル -漢江の怪物-」の脚本を共同執筆したハ・ジュンウォン。初監督作で、会社を運営するために必要な名義だけを貸し出し、実際の経営には参加しない書類上の代表を指す言葉「雇われ社長」の実態を描く。主演は、「お嬢さん」「毒戦 BELIEVER」「警官の血」など、作品ごとに全く違う顔を見せるカメレオン俳優のチョ・ジヌン。政治コンサルタントで主人公を助けるシム女史に「夫婦の世界」のベテラン女優キム・ヒエ、父親の死の原因となった主人公を追うコン・ヒジュ役にイ・スギョンが顔をそろえている。

巨額横領事件のぬれぎぬを着せられ、自身の死まで偽装された男 「DEADMAN 消された男」公開決定

【作品情報】
DEADMAN 消された男
2024年10月18日(金)より シネマート新宿ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
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