
2026年3月27日に劇場公開される、日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した「映画 えんとつ町のプペル」の続編「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」のプペルの声を、窪田正孝が続投することが明らかになった。あわせて特報映像も公開された。
特報映像は、森の中にたたずむルビッチの「先に進んじゃったら、大切な人が帰ってくる場所がなくなっちゃうから!」という切ない叫び声から始まる。そして隣には、本作から登場するルビッチの相棒モフが心配そうに見つめている。さらには、プペルの後ろ姿とともに「もう一度、会いたい」というメッセージが重なり、本作で描かれる大きなテーマが表現されている。そして、ロザリーナの主題歌とともに、歯を食いしばって翼のついた乗り物のペダルを漕ぐルビッチなど、本作での新たな冒険も描かれている。真っ赤な髪に水色とオレンジの飾りを身にまとった女性や、ルビッチが操縦する飛行機の後ろに乗る緑色の目の女性など、新たなキャラクターも登場する。
「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」の舞台は、前作から1年後。大切な親友プペルを失ってしまった少年・ルビッチは、再会を信じ続けていたが、前に進むために諦めてしまった。そんなルビッチが迷い込んだのは、時を支配する謎の異世界「千年砦」。時を刻まなくなった時計は処分されるこの世界に、壊れてないのに、11時59分で止まっている不思議な時計台があった。元の世界に戻るためルビッチに課せられた使命は、「この止まってしまった時計台を動かすこと」だった。
西野亮廣が今回も製作総指揮・原作・脚本を務め、アニメーション制作はSTUDIO4℃が再び担当する。監督は、前作に引き続き廣田裕介。
プペル役の窪田正孝、ルビッチ役の永瀬ゆずなのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■窪田正孝(プペル役)
西野さんからプペルや作品への熱い想いをずっと聞いていたので、最新作で僕もまたプペルに会えるとうかがった時は、純粋に嬉しかったです。前回から5年経っているという感覚はなく、短い収録時間の中でもすごく濃密な時間を過ごしました。やっていく中で、新しいルビッチとプペルのキャラクターがどんどん明確化してきて、二人の絆が深まるように、奥行きがどんどん深くなっていきました。今回は“信じて待つ”ことが大きなテーマになっています。ルビッチやプペルが起こす奇跡のようなものが胸に刺さる作品がバージョンアップして帰ってきたので、是非劇場で体感してほしいです。
■永瀬ゆずな(ルビッチ役)
今回が声優初挑戦なので緊張していたのですが、窪田さんが、お芝居をする上での気持ちの流れを事前にすり合わせてくださったので、楽しく収録ができました。今回のルビッチは大好きなプペルにもう一度会うために、怖いこともあるけど、色々な事を乗り越えて頑張っていくので、そんな頑張るルビッチを見て、たくさんの人に元気になってほしいです。
【作品情報】
映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~
2026年3月27日(金)公開
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
© 西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会