過去の人と通話ができる電話を手に入れたギャングの息子が、運命を書き換えようと大騒動を巻き起こすインド映画「マーク・アントニー」が、2025年11月21日より劇場公開されることが決まった。
「マーク・アントニー」は、ハイテンションなSFアクション映画。1975年、マッドサイエンティストのチランジーヴィは、過去の人と通話できる電話機を発明する。それを使い過去の自分自身や親しい者などに向け発信し、彼らの身に降りかかる厄災を未然に回避させたり、利益につながる選択をさせたりできるのだった。しかし彼は祝杯をあげに行ったバーでギャングの抗争に巻き込まれ、その電話機は行方不明になる。20年後、自動車修理工のマークは、偶然からその電話機を手にする。それによって、彼の育ての親でギャングの親分であるジャッキー、その息子マダン、マークの亡父アントニーまでを巻き込み、時をさかのぼって運命の書き換えをしようとする大騒動が巻き起こる。
過去につながる電話を手にする自動車修理工のマークと、その父親であるギャングのアントニーの二役を演じるのは、主演作が日本初公開となるヴィシャール。そして、マークが持つ電話を利用しようとするアントニーの相棒・ジャッキー役を、「ジガルタンダ・ダブルX」「政党大会 陰謀のタイムループ」などのS・Jスーリヤーが務める。監督は、濃厚なコメディセンスとエキセントリックな画作りに定評があるアーディク・ラヴィチャンドラン。
【作品情報】
マーク・アントニー
2025年11月21日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開
配給:SPACEBOX
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