2025年10月24日より劇場公開される、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督が実写映画化した「恋に至る病」から、水族館デートに向かうために景（山田杏奈）を必死に追いかける宮嶺（長尾謙杜）の姿や、水族館でのふたりの初デートの様子を切り取った、場面写真が公開された。
場面写真には、モノレールに乗る景を追いかけ、自転車を力強くこぐ宮嶺の必死な姿、その様子をモノレールの窓越しに見つめる景の姿などが切り取られている。宮嶺を眺める景のまなざしからは、まるで宮嶺を試すような冷たさもにじみ出ている。水族館でのデート中も、水槽をじっと見つめ、何を考えているのかつかめない景と、そんな景のことを想い続ける宮嶺の純粋な表情が収められている。
無邪気に見える初デートだが、その場で初めて景の口から「ブルーモルフォ」というゲームサイトの存在が明かされる。ゲームマスターから送られてくるミッションをプレイヤーは1つずつこなしていき、徐々にミッションは過激化、最終的にはプレイヤーを死に至らしめるという自殺教唆ゲームに興味津々の景。そのゲームに景が関わっているのではないかという疑念と不安を宮嶺は抱くのだった。
「恋に至る病」は、内気な男子高校生・宮嶺とクラスの人気者・景のふたりによる不器用でいちずな初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる物語の作品。斜線堂有紀による原作は、2020年3月末に発売するや、TikTokの書籍系アカウントから爆発的に火がつき、SNSを中心に大きな反響を巻き起こした。長尾謙杜と山田杏奈がダブル主演し、「月の満ち欠け」で第46回日本アカデミー賞の優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督がメガホンをとった。
【作品情報】
恋に至る病
2025年10月24日（金）全国公開
配給：アスミック・エース
©2025『恋に至る病』製作委員会
