予算ゼロのWEBシリーズから劇場映画に フランス製タイムトラベルSF 「フューチャー・ウォーズ」公開決定

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予算ゼロのWEBシリーズから劇場映画に フランス製タイムトラベルSF 「フューチャー・ウォーズ」公開決定

 フランスで初登場2位を記録したSF映画「フューチャー・ウォーズ」が、2024年5月10日より劇場公開されることが決まった。

 2555年、地球は終末の危機に瀕していた。人類を救うため、一人のタイムトラベラーが立ち上がる。彼に課せられた使命は、2022年に戻り、世界を変えた“ある事件”を阻止し、歴史を変えることだった。しかし、歴史の改変を阻止すべく、時間警察の追手が迫る・・・というストーリーが展開される。

 監督を務めるのはフランソワ・デスクラック。2009年、デスクラックは当時暮らしていた学生寮の小さな部屋で、本作でタイムトラベラー役を演じた友人のフローラン・ドリンとともに、彼らが愛する「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ターミネーター」などを念頭に、SF作品を作り上げるために日夜語り明かしたという。アイデアは出るが、実現に必要な予算はなかった。そこで彼らは、予算に合わせた物語を作ろうと。予算ゼロのスタートから、毎日3エピソードを撮り続け、本作の基になるWEBシリーズが誕生。それから13年、フランスでカルト的な人気となったWEBシリーズは、小説やコミックなどのメディアミックスを果たし、ついには劇場映画として本作が製作された。

予算ゼロのWEBシリーズから劇場映画に フランス製タイムトラベルSF 「フューチャー・ウォーズ」公開決定

【作品情報】
フューチャー・ウォーズ
2024年5月10日(金) 新宿バルト9 ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
© 2022 Pyramide Productions – Allons Voir SPRL – France 2 Cinéma

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