「ハムレット」誕生の裏側 天才劇作家と妻の知られざる運命 愛と喪失の物語 「ハムネット」予告

映画スクエア

 第98回アカデミー賞(3月発表)で、作品賞、監督賞、主演女優賞など8部門にノミネートされた、クロエ・ジャオ監督「ハムネット」の、本予告が公開された。

 本予告は、壮大で緑深い森の中で、自然と溶け合うかのようにたたずむアグネスの姿から始まる。続くのはアグネスとシェイクスピアが出会い、優しさと愛に満ちた時間を重ねていく様子。やがて2人は、愛らしい子供たちに恵まれ、家族そろって幸福な日々を過ごしていたが、その平穏は突如として崩れ去る。いきどおりをあらわにするシェイクスピア、悲痛に泣き叫ぶアグネス。そして、野外劇場に詰めかけた観客を前に、幕を開けるシェイクスピアの舞台「ハムレットの悲劇」。天才劇作家と、その妻アグネスの知られざる運命、愛と喪失が交錯する物語の一端が収められた映像となっている。

 「ハムネット」は、2020年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞した、マギー・オファーレル著の同名小説「ハムネット」の実写映画化作。舞台は、16世紀イングランドの小さな村。森を愛し、薬草の知識に優れ、不思議な力を宿した妻アグネス・シェイクスピアと、劇作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そしてその3人の子どもたちが描かれる。ロンドンへ単身で出稼ぐ夫を尊重し、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、あるとき一家に大きな不幸が降りかかる。

 アグネス・シェイクスピアを演じるのは、「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のジェシー・バックリー。ウィリアム・シェイクスピア役をポール・メスカルが務め、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンらが顔をそろえる。製作総指揮には、スティーヴン・スピルバーグとサム・メンデスが名を連ねている。

【作品情報】
ハムネット
2026年4月10日(金)公開ほか全国順次ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2025 FOCUS FEATURES LLC.

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