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伊藤英明と新木優子が西暦2200年に暮らす“完璧な夫婦”役で共演する、Amazon Original 映画「不都合な記憶」の配信日が2024年9月27日に決まり、ティザービジュアルと特報が公開された。
「不都合な記憶」は、近い未来に起こりえる“愛の形”を描くサイコパスサスペンス・ロマンス映画。舞台は西暦2200年。科学技術が発展し、人類の宇宙移住が進んだ近未来。宇宙に浮かぶ高級レジデンスに暮らすナオキとマユミは、一見誰もが憧れる完璧な夫婦だった。マユミは趣味の陶芸、ナオキは自身の研究に没頭し、洗練されたダイニングで優雅な音楽と料理や食事を楽しむ、平穏で理想的な夫婦。しかしその本当の姿は、自分を愛してくれていた頃の妻を求め、何度も妻をアンドロイドにして自身の理想を追求、再現しようとする夫・ナオキのゆがんだ愛情と、妻からの復讐だった。
主人公ナオキを演じるのは、「海猿」シリーズや「悪の教典」などの伊藤英明。映画「キングダム 大将軍の帰還」などの新木優子が、ナオキの妻で陶芸家のマユミ役を務める。監督・脚本は、「ある男」の石川慶。SF脚本家ブラッド・ライト氏を共同脚本家にむかえ、ポーランド出身のピオトル・ニエミイスキ氏を撮影監督に起用している。さらに、タイで撮影され、カナダのVFXチームが最新のCG技術で近未来の舞台を担当するなど、国際色豊かなクリエイター陣が新たな近未来像を創り上げている。
伊藤英明、新木優子、石川慶監督らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■伊藤英明(ナオキ役)
「台本を読んだ時からこれまでの未来を舞台にした作品とは作風が違うと感じていました。「宇宙の設定はどうやって描かれるんだろう?AI やテクノロジーをどのように表現するのだろう?」と、経験したことのない設定に想像を掻き立てられていました。石川さんが監督で、またタイで 2 カ月間日本とは違う国で全編撮影するというのはキャリアの中で初めてことだったので、役に対する集中だけでなく文化の違いにどうしても反応してしまう自分自身との闘いもあり、覚悟と責任感が必要でした。また、「映画は監督によって作られるものなんだ」と、強く意識した作品でもありました。石川監督の頭の中にある世界をどう表現すべきか悩み、楽しみ、結果として更に役者という仕事が好きになりました。もどかしくて、つらくて、楽しくて、幸せで、感情を揺さぶられる要素が散りばめられた最高の作品です。」
■新木優子(マユミ役)
「このプロジェクトは、規模が大きいだけでなく、石川監督の見ているもの、作ろうとしているものがすごく大きく感じたので、緊張感もあったんですけど、お声をかけていただき、ご一緒できて本当に嬉しかったです。ここまで宇宙空間とリアルな空間が一体化して、境目が違和感なく描かれた作品はなかなかないと思います。この作品は日本だけじゃなく世界の方々にも楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。」
■石川慶(監督・共同脚本)
「SF 作品はある程度、古典的な未来像が固まっている一大ジャンルだと思いますが、せっかく新しい未来を描くのに先人たちを模倣するのは意味がないと思いました。人間関係が断ち切られた宇宙空間だからこそ突き詰めたシンプルな夫婦の話を描くことができ、エンタメ要素もありつつ、タイのエキゾチックな要素もあり、日本人としても感情移入できる物語になっているので、SF というジャンルにとらわれずに先入観なくお楽しみいただければと思います。」
■ジェームズ・ファレル(Amazon MGM スタジオ インターナショナル・オリジナル責任者)
「宇宙への移住がそう遠くはない近未来が、石川慶監督の手によりドラマチックに描かれます。伊藤英明さん、新木優子さんという日本のトップレベルの俳優の方に主演を務めていただき、タイやカナダを中心に、国際色豊かな制作チームで手掛けられました。サスペンスフルなストーリーと新しい SF 映像体験をお客様へお届けできることを嬉しく思います。」
【作品情報】
不都合な記憶
2024年9月27日(金)より Prime Video にて世界独占配信
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