韓国の若手俳優たちが出演するパラレルワールド映画「あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。」が、2025年10月31日より劇場公開されることが決まった。
1995年のテグ。不仲の両親や学校でいじめられる日々に鬱憤を募らせていたドンジュンは、カリスマ性にあふれる男友達のカンヒャンに恋をした。しかし、彼との穏やかな日常は思いがけない事件で終わりを迎え、カンヒャンはテグを去ってしまう。想いを言葉にできず、後悔を抱えたまま大人になったドンジュンは、不幸でみじめと感じる人生を消化しながら、「もしあの時、別の選択をしていれば…?」と考える。テグで高校教師になる人生、ソウルで大学教授になる人生、プサンで父親になる人生。3つの異なる2020年秋を生きるドンジュンは、足りない何かを探し続け、やがて本当の自分を見つけていく。
3つの人生を生きる男を演じたのは、「パンドラ 小さな神の子供たち」のシム・ヒソブ。繊細で脆く複雑な心情を体現している。その青年時代を、「このろくでもない世界で」でソン・ジュンギと共演したホン・サビンが演じる。さらに、「イカゲーム」のキム・ジュリョンなどが出演。「かくれんぼ」「オレのことスキでしょ。」のソン・チャンウィが特別出演をしている。監督は、デビュー作「葬式のメンバー(原題)」で、ベルリン国際映画祭など海外の映画祭に招待され、韓国国内でも釜山国際映画祭に公式選出されたペク・スンビン。
【作品情報】
あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。
2025年10月31日(金)シネ・リーブル池袋他全国順次公開
配給:日活/KDDI
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