“魔女ユニバース”幕開け 遺伝子操作で生まれた少女の戦い 「THE WITCH/魔女 -増殖-」公開決定

映画スクエア

 「THE WITCH/魔女」から始まった”魔女ユニバース”の最新作「THE WITCH/魔女 -増殖-」が、2023年5月26日より劇場公開されることが決まった。

 革新的な遺伝子技術による人体実験で殺人兵器と化したク・ジャユンが次々と敵をなぎ倒していく「THE WITCH/魔女」。「THE WITCH/魔女」の創造者であるパク・フンジョン監督は、同作をユニバース化する構想を描き、本作が”魔女ユニバース”の幕開けを告げる作品となった。前作の世界観を共有しながら、名もなき少女が新たな主人公として登場し、謎が謎を呼ぶストーリーが展開されるサイキック・アクション大作となっている。

 韓国・済州島の秘密研究所アークが何者かに襲撃され、殺りくの中でひとりの少女が生き残る。その少女は、遺伝子操作によって超人的なアサシンを養成する「魔女プロジェクト」の実験体だった。初めて研究所の外に足を踏み出した少女は、心優しい牧場主の女性ギョンヒとその弟デギルのもとに身を寄せ、少しずつ人間らしい感情に目覚めていく。しかし少女を危険視した「魔女プロジェクト」の創始者であるペク総括は、彼女を抹殺するためにスゴ腕の女性工作員を送り込む。アークを壊滅させた超能力者集団“土偶”と地元の犯罪組織も牧場に押し寄せ、壮絶なバトルの火ぶたが切られるという物語が展開される。

 主人公を演じるのは、1400人以上が参加したオーディションを勝ち抜き、映画初主演を飾るシン・シア。ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公を演じたパク・ウンビンのほか、イ・ジョンソク、「THE WITCH/魔女」でも存在感を示したキム・ダミが名を連ねている。

 公開されたティザービジュアルには、ガスマスクで顔を覆い、こちらを真っすぐ見つめる人々の姿に、「それは救いか、厄災か——。」のコピーが添えられ、不穏な物語の始まりが表現されている。超特報では、何者かに襲われた秘密研究所アークに一人でたたずむ少女の様子から一転、次々に打ち上がる美しい花火を背景に、夜の牧場で繰り広げられるバトルシーンが映し出されている。

【作品情報】
THE WITCH/魔女 -増殖-
2023年5月26日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給:ツイン
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