音楽著作権の壁にぶつかった高校ダンス同好会 本当の音楽と自由を取り戻せ! 「LIBERTY DANCE」公開決定

映画スクエア

 ミスマガジン2023の松田実桜、ばってん少女隊の柳美舞ら若手俳優陣が出演する青春ダンスムービー「LIBERTY DANCE」が、2025年9月12日より劇場公開されることが決まった。

 「LIBERTY DANCE」は、城所岩生による漫画「音楽を取りもどせ!」を原作に、音楽著作権という壁にぶつかった高校ダンス同好会の女子高校生たちが、多くの困難を乗り越えながらも、自分たちにとっての“本当の音楽”、そして“自由”を取り戻すまでの軌跡を描いた異色の青春ダンスムービー。

 福岡・旭女子高校のダンス同好会。卒業公演のために、三年生の花奈・晴子・文の3人は、特別な一曲「Euphoria」にすべてをかけていた。世界を魅了した日本人アーティスト「RINAO」の楽曲に乗せ、最高のステージを目指す3人だったが、「楽曲の使用料が払われていません。これは違法です」として、公演当日に突然の中止を宣告される。戸惑う彼女たちに突きつけられたのは、厳しい著作権制度の現実だった。音楽の自由を、ダンスの情熱を、このまま失うわけにはいかない。青春と音楽の未来をかけた、 少女たちの最後のステージが始まる。

 富沢花奈役にミスマガジン2023の松田実桜、宮島文役に「ばってん少女隊」水色担当の柳美舞、水木晴子役に「Girls be bad」のりんかが顔をそろえる。彼女たちの仲間として、井上愛満、井上燦、蒼井りるあ(ばってん少女隊)が出演。監督は小田憲和、 脚本を漫画家の森もり子が務める。宝塚歌劇団出身の秋永麗が、劇中アーティスト「RINAO」として映画主題歌に初挑戦している。全編オール福岡ロケで撮影されまた。

 松田実桜らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

■松田実桜(富沢花奈役)
花奈は私と似ているなと感じるところが多く、自分の高校生時代と照らし合わせながら、花奈らしくよりお転婆に、より元気に演じました!そして、一番頑張ったのがダンスです!!細かい手の動きやフォーメーションなど、短い期間でいいものを作れるように、振付担当のYURIさんや監督にも指導して貰いながら全員で頑張りました。とても素敵な作品なのでダンスが好きな方はもちろん、世代問わず沢山の方に見て頂きたいです。

■柳美舞(宮島文役)
誰だって自由に踊っていいんだ!大好きなダンスを精いっぱい踊る私たちを見て、映画を観終わったときにはきっと踊りたくなっているはずです!自分の置かれている環境に悩んだり、自由とは何かを考えたり、、ぶつかりながらも少しずつ成長していく私たちにも注目していただきたいです!この映画を機に”著作権”や”自由”について考えてみませんか?

■りんか(水木晴子役)
皆さんの学生時代の青春や大切なもの、好きなことへの熱量を思い出させてくれる映画です!私たち一人一人の熱い思いを受け取ってください!たくさんの方に"リバダン"が届きますように!!

■小田憲和監督
純粋に何かを伝えたい。踊りたい。ただそれだけの気持ちが、思わぬ“壁”にぶつかる。
この映画は、そんな現実に揺れる少女たちの姿を描きました。
著作権とは?自由とは?
答えを押しつけず、ただ純粋に表現したいという想いに寄り添いながら、私たちに優しく問いかけてくるはずです。少女たちのダンスと青春を通して、情熱的に、でも確かに、伝わってくるものがあると私は信じています。

【作品情報】
LIBERTY DANCE
2025年9月12日(金)より TOHOシネマズ日比谷 他にて全国順次公開決定
配給:LUDIQUE
©みらいパブリッシング/αPRODUCEJAPAN

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