映画スクエア
7月2日より劇場公開される、フランスのベストセラー恋愛小説の映画化作「シンプルな情熱」から、本編映像が公開された。
公開された本編映像は、自宅で仕事をしていたエレーヌ(レティシア・ドッシュ)の携帯電話が、突然鳴るシーンから始まる。電話をかけてきたアレクサンドルから「20分後に行く」と言われたエレーヌは、最高の自分でアレクサンドルを迎えるため、大急ぎで服を選び、メイクアップを施し、散らかしていた服をタンスに押し込む。そんなエレーヌの姿のBGMには、ジルベール・ベコーが歌うシャンソン「恋は素敵(C’est Merveilleux l’Amour)」が流され、恋愛のドキドキ感を描き出したシーンとなっている。
「シンプルな情熱」は、フランスの権威ある数々の文学賞に輝く作家アニー・エルノーが、自身の実体験を元に、1991年に発表した小説を原作とした作品。パリの大学で文学を教える教師のエレーヌが、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドルとの恋にのめり込む姿が描かれている。エレーヌを演じるのはレティシア・ドッシュ。監督は、長編劇映画デビュー作と第2作で続けてカンヌ国際映画祭監督週間に選出されたダニエル・アービッドが務めている。
【作品情報】
シンプルな情熱
2021年7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
配給:セテラ・インターナショナル
©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne - Rhône-Alpes Cinéma - Versus production
©Julien Roche