すれ違う人々の人生が、一本の電車の遅延をきっかけに静かに交差してゆく映画「めぐる」の、予告編が公開された。
「めぐる」は、小さな行動が、見知らぬ誰かの運命を狂わせ、あるいは救っていくさまを描く群像劇。登場人物は、就職活動に奔走する女子大生、吐きダコのある少女、崩れかけた家族を抱える息子と父親、学校でいじめを受ける少女。すれ違う人々の人生が、一本の電車の遅延をきっかけに静かに交差する。時に残酷で、時に愛おしい人間の姿を描きながら、「他人の人生に思いを馳せること」の意味を問い直す作品となっている。
監督は、日本育ちのミャンマー人映像作家であるティンダン。2021年に、クーデター後のミャンマーで取材中に、市民の抗議デモを支持したなどとして拘束され、約2年に渡って刑務所に収容されていたた。そのため、本作の公開が遅れていたが、監督が拘束前にスタッフへ預けていた動画データを元に、字幕のない上映用データを改めて制作。本来の形での上映は今回が初となる。脚本は「おじいちゃん、死んじゃったって。」「愛に乱暴」の山﨑佐保子が務め、生越千晴、小野花梨、小出水賢一郎、小野孝弘、姫愛奈ラレイナ、泊帝、ししくら暁子が出演する。






【作品情報】
めぐる
2026年3月6日(金)~アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開
配給:合同会社CHAMP ASIA
©合同会社CHAMP ASIA