無名時代のビートルズのライブに衝撃 世界一へと導く運命の出会い 「ブライアン・エプスタイン」本編映像

映画スクエア

 2025年9月26日より劇場公開される、ビートルズ成功の陰にいた敏腕マネージャーの存在を描く映画「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」から、本編映像の一部が公開された。

 映像では、キャバーンクラブでのビートルズのライブに衝撃を受けるブライアン・エプスタインの姿が捉えられている。この出会いがビートルズを世界一のバンドへと導く運命の出会いとなる。優れた家具販売人であり、レコード店を繁盛させた実業家だったブライアン・エプスタイン。ミュージシャンのマネージメントは未経験だが、「ヒットするものはわかる」と自らを信じ、当初は数々の有名レコード会社にそっぽを向かれた野暮な4人組だったビートルズを、瞬く間に世界中でその名を知らぬ者がいないバンドへと押し上げていくことになる。

 「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」は、ビートルズが大きな成功を勝ち得るために尽力した、実業家で敏腕マネージャーのブライアン・エプスタインを描いた作品。過酷なマネージャー業務を鮮やかにこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥った心優しいビジネスマンは、自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていく。命の炎までも細らせるほどの魂の憂いは、その時代は気軽に相談できることではなかった。世界的な人気バンドのマネージャーが人知れず続けていた、孤独な闘いと願いを明らかにした作品となっている。

 主人公のエプスタインを演じるのは、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」などのジェイコブ・フォーチュン=ロイド。エプスタインを支える父母役に、「おみおくりの作法」のエディ・マーサン、「奇跡の海」のエミリー・ワトソンが名を連ねる。人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のヴォーカルであるブレイク・リチャードソン(ポール・マッカートニー役)や、「パンプキン」のジョナ・リース(ジョン・レノン役)のほか、さらにエプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役を「ジュディ 虹の彼方に」のダーシー・ショウが演じている。

【作品情報】
ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男
2025年9月26日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD

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