ジャッキー・チェンvsレオン・カーフェイ ベテラン同士の壮絶な一騎打ち 「シャドウズ・エッジ」本編映像

映画スクエア

 ジャッキー・チェン主演最新作「シャドウズ・エッジ」(公開中)から、伝説の刑事を演じるジャッキー・チェンと、元暗殺者を演じるレオン・カーフェイによる、ベテラン同士の壮絶な一騎打ちの様子を収めた本編映像が公開された。

 正体不明の犯罪集団を追跡していた黄徳忠(ジャッキー・チェン)は、ついに集団の首領“影”と呼ばれる元暗殺者・傅隆生(レオン・カーフェイ)の居場所をつかみ、カフェの屋根裏に逃げ込む傅隆生を追いかける。対する傅隆生は素早いナイフさばきで、黄徳忠に襲い掛かる。2人の激しい息遣いと動き、そしてナイフを振りかざす音だけが響く死闘が収められている。

 このシーンは、屋根裏部屋というロケーションだったため、ジャッキー・チェンは、「短刀を使った狭い空間でのアクションは非常に難しかった。おそらくこのシーンが一番大変なアクションでした」と語り、「撮影スペースも狭く、カメラ機材を二台も入れなければならず、我々は闘いながら避けなければならなかったが、レオン・カーフェイがやり遂げたのはとても嬉しかった」と振り返る。レオン・カーフェイも、「狭い空間で立って戦うことすらままならず、周囲には物も多く、さらに連続したカットでの撮影でした。1カット終えるごとに、自力で立ち上がるのは非常に困難でした」と語りながらも、「私は、ジャッキーさんの映画人生において、彼をあれほどまでに打ちのめせる唯一の悪役俳優なのだと自負しています!」とコメントを寄せている。

 ジャッキー・チェンは現在71歳、そしてレオン・カーフェイは67歳。この2人の死闘について、ラリー・ヤン監督は「命をかけた戦いの中では無駄な言葉は一切なく、目線と動きだけで語られます。純粋な死闘、純粋に解き放たれた二人の闘い。長年眠っていた獅子たちが目覚めたのです」と、リスペクトを込めて語っている。

 「シャドウズ・エッジ」の舞台はマカオ。華やかな街の裏側では、正体不明のサイバー犯罪組織が暗躍していた。追い詰められた警察が最後の切り札として呼び戻したのは、かつて“伝説”と呼ばれた元警察官の黄徳中(ジャッキー・チェン)だった。すでに現役を退いていた黄だったが、若き精鋭たちとチームを組み、最新テクノロジーと監視術を駆使して犯罪組織の影を追う。

 主演はジャッキー・チェン。元マカオ警察の追跡のエキスパートとして、若手刑事チームとともにサイバー犯罪組織の摘発に挑む。犯罪組織の首領を演じるのは「愛人/ラマン」のレオン・カーフェイ。「THE MYTH/神話」以来、約20年ぶりのジャッキーとの再共演となる。K-POPグループ「SEVENTEEN」のジュンが、犯罪集団の中核メンバー役で初の悪役に挑み、華麗なアクションを披露する。監督は、ジャッキーと「ライド・オン」に続きタッグを組んだラリー・ヤンが務めている。

【作品情報】
シャドウズ・エッジ
公開中
配給:クロックワークス
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