映画スクエア
2025年9月5日より劇場公開される、「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーント主演による社会派アクション映画「銃弾と正義」から、“狩人”の異名を持つ警視をたたえるダンスシーンの、本編映像が公開された。
公開されたのは、ラジニカーント演じる警視アディヤンをたたえるダンスシーン。事件現場で犯人を仕留める特例射殺〈エンカウンター〉の名手として“狩人”の異名を持つアディヤンが、「覚悟しろ ブチかましにやってきた」という歌詞に合わせ、大勢のダンサーと絢爛なダンスシーンを繰り広げる。音楽担当のアニルドも、カメオ出演している。
「銃弾と正義」は、警察官が行使する暴力に正面から疑義を突きつけるアクション映画。インド最南端のカンニヤクマリ県で勤務するアディヤン警視は、凶悪犯罪の捜査にあたり、反撃してくる犯罪者を迎え撃ち、その場で仕留めることをしばしば行い、“狩人”の異名をとっていた。彼はある時、女性教師のレイプ殺人事件を知る。彼女は以前、教育現場をまきこんだ薬物汚染について、アディヤンに通報していた。女性教師殺人事件の特捜チームに参加したアディヤンは、犯人と思われる若い男の追跡を始める。一方、人権擁護委員会のサティヤデーヴはアディヤンの捜査手法を強い危機感をもって注視していた。2人はこの事件の捜査に関して正面から対決するが、やがてこの事件と、同時期に起きていた別の社会問題とのつながりが明らかとなっていく。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーントが主演し、ヒンディー語映画界の大俳優アミターブ・バッチャンが、ラジニカーント演じる警視の行動に疑問を呈する法曹家として出演している。監督を務めたのは、カースト差別問題を大胆な切り口で描いた「ジャイ・ビーム - 万歳ビームラーオ」で高い評価を得た新進監督のT・J・ニャーナヴェール。
【作品情報】
銃弾と正義
2025年9月5日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開
配給:SPACEBOX
©Lyca Productions