映画スクエア
田中麗奈が主演し、森崎ウィンが共演する、実話から着想を得て作られたクライム・コメディ映画「黄金泥棒」の劇場公開日が2026年4月3日に決まり、本ビジュアルと本予告編が公開された。
本ビジュアルでは、田中麗奈演じる平凡な主婦の主人公・美香子が、“金のおりん”を手にし、不敵にほほ笑む姿が大きく捉えられている。黄金の額縁の中で真っ赤なドレスに身を包んだ美香子が、美しい絵画のようにゴージャスできらびやかなビジュアルとなっている。
本予告編は、うつろな表情の美香子(田中麗奈)が、“金のおりん”を盗んでしまうところから始まる。ほんの出来心で盗んでしまった“金のおりん”は、ゴールドカンパニーの社員・金城(森崎ウィン)の元へ返却されるが、そんな矢先に夫・路範(阿諏訪泰義)の不倫が発覚。離婚を拒む路範に償いとして提案したのは、100億円の“金茶碗”を盗む計画だった。本物の金工芸品によって華やかに彩られた予告編となっている。
「黄金泥棒」は、人生に退屈していた主婦が“金(きん)”に魅せられ“100億円の秀吉の金茶碗”を盗み出すという内容のクライム・コメディ。平凡で味気ない日常に行き詰まりを感じていた専業主婦の美香子は、立ち寄った百貨店でつい“金のおりん”を盗んでしまう。「普通であることが幸せ」と言い聞かされ育った美香子は、どんなに退屈な日々も、自分に無関心な家族もやりすごして生きてきた。だが、“金”に魅了されたことで世界が一変。「私にしかできないことをする」という幼き日の夢がよみがえり、“100億円の秀吉の金茶碗”を盗む計画をくわだてる。
世間を騒がせた実際の事件からインスピレーションを受け、“金”に魅了された主婦が犯罪に手を染める様子を、オリジナル作品としてユーモラスに描いたのは、「夜を越える旅」「断捨離パラダイス」などの萱野孝幸。「幼な子われらに生まれ」「福田村事件」の田中麗奈が、人生を輝かせるために疾風怒濤のごとく駆け抜ける藤根美香子を演じ、チャーミングなキャラクターを体現する。森崎ウィンが共演し、満たされない美香子の心に闘志を燃え上がらせるクセの強い金城光輝役を務める。劇中ではゴールドカンパニー株式会社SGCの協力のもと、総額数百億円にものぼる本物の金工芸品の数々が登場する。
【作品情報】
黄金泥棒
2026年4月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
©2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.