大泉洋 しゃべり足りず? マイクを持ってフォトセッション 「騙し絵の牙」イベント

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 現在公開中の、大手出版社を舞台にクセモノたちがだまし合いを繰り広げる映画「騙し絵の牙」の大ヒット記念イベント「ダマキバ感謝祭」が、本日大阪で実施され、主演の大泉洋と吉田大八監督が登壇した。

 客席からの温かい拍手で迎えられた2人。映画の反響について大泉は、「良い感想をいただくことが多い。いつもはまったく仕事の感想を送ってこない父からも『大変、面白く拝見しました。』とメールが届いた」と珍しい出来事が起きたことを明かし、母からは「こういう映画に出なさい」とアドバイスを受けたことを語った。

 登壇がかなわなかった新人編集者・高野恵役の松岡茉優から「一緒に北海道に行きたい」とメッセージが送られた大泉は、「皆さんが思うほど案外北海道は歓迎してくれない。いつも見てる親戚のおじさんが来た。みたいに落ち着いた雰囲気で迎えられる」と打ち明けた。それを聞いた監督は「それでも行ってみたい。北海道に限らず、観ていただける方がいるならどこでも行きたい」と全国行脚への意欲を見せた。

 4月3日に48歳の誕生日を迎えた大泉。監督からサプライズの花束を贈呈されると、「48歳こそは立派な大人になって、かっこいい映画にたくさん出たい!かっこいい大人になりたい」と決意表明。そして、「かっこいい大人になるべく『水曜どうでしょう』を辞めます!」とジョーク交じりに衝撃発言をしていた。

 フォトセッションでマイクを回収するスタッフが姿を見せると、大泉は「写真を撮るときもマイクを持っていたい」「喋っていたい」とマイクを渡さず、誕生日直後ということもあって特別に認められ、マイクを持ったまま笑顔で写真に収まっていた。

「騙し絵の牙」は、俳優・大泉洋を主人公にあてがきして書かれた塩田武士の同名小説の映画化作品。主人公の雑誌編集長・速水役は、原作であてがきされた大泉洋が務めている。大泉と映画初共演となる松岡茉優のほか、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼が出演。「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督がメガホンを取っている。

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