誰もいないはずの廃虚の町 ずっと住んでいるという謎の老婆出現 「シェルビー・オークス」本編映像

映画スクエア

 2025年12月12日より劇場公開される、YouTubeのチャンネル登録者数が200万人を超えるクリス・スタックマンの初監督作「シェルビー・オークス」から、消えた妹を捜索する姉・ミアが、真夜中に誰もいないはずの廃虚の町“シェルビー・オークス”で謎の老婆と遭遇するシーンの、本編映像が公開された。

 息を飲むほどの静寂に包まれた深い森の中、ふいに現れた犬に導かれるように進んでいき、ある一軒家の前にたどり着いたミア。「ご用かしら?」と、突如として声が聞こえ、驚いて懐中電灯をかざすと、そこにはまぶしそうに手をかざす老婆の姿が。ミアが「住民がいると思わなくて」と伝えると、老婆はしゃがれた声で「ずっと住んでいるわ」と返事をする。

 しかし、この地域には長らく人が生活している痕跡はなく、彼女の話すことは明らかに不審だ。ミアは、自分をこの場所へ導いた犬についても尋ねるが、老婆は「夜食を狩ろうとしてるかも…」と含み笑いをしながら何やら不穏な回答をする。さらにミアが名乗ると、老婆はその名をゆっくりと闇に沈む声色で反復する。怪しさにあふれる老婆の出現が、物語を不穏な方向へ大きく揺り動かす予感に満ちた映像となっている。

 「シェルビー・オークス」の舞台は、オハイオ州の廃虚と化した町シェルビー・オークス。人気ホラー実況チャンネル「パラノーマル・パラノイド」のMCライリー・ブレナンがこつ然と姿を消した。事件は、未解決のまま12年が経過していた。そして、妹の行方を追う姉ミアのもとに、失踪の瞬間を映した一本のビデオテープが届く。映像を手掛かりに事件の真相を探るミア。現場に残った奇妙な刻印、幼少期の悪夢、呪われた町の歴史、言い伝え。すべての謎がひも解かれた時、たどり着いたのはあまりにも恐ろしい事実だった。

 米最大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、ホラープロジェクト史上最高額となる130万ドル以上を集めて注目され、「エクソシスト」シリーズの最新作や「アッシャー家の崩壊」のマイク・フラナガンをエグゼクティブプロデューサーに迎えて製作された。 

【作品情報】
シェルビー・オークス
2025年12月12日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
© 2024 SHELBY OAKS LLC All Rights Reserved

新着コンテンツ